cherryblossom久しぶりに大阪、baseよしもとホームページを覗いてみたら、メンバー(ほぼ毎月入れ替わるんです)に知らないコンビがいたり、え?あの人がオーディション組なの?みたいなことがあり、時代の移り変わりを感じました。

思えば大阪から東京に出てきて、約1年半。

こないだ、久々に会った大阪の元・芸人の方に、「お前は今頃、もうちょっと稼げてると思ったけどなあ」と言われて、笑ってしまいました。

いや悔しいとか苦笑いとかじゃなくて、単純に「確かにそうやなあw」と思いまして。
楽観的やな!と言われてもしょうがないのですが、まあとにかく、今は力を付けるしかないわけです。
超サイヤ人みたいに、あきらかに力が上がったのが見えればいいんですけどねえ。

r-mark お笑い芸人としてのベジータが生まれて(お前が勝手に始めただけやろというツッコミはさておき)、約2年半。

今はなき、大阪ヨシモト∞のコーナー、「おもろい若手でてこいや!60秒エピソードバトル」というコーナーで「ベジータの情けない話」を披露したのが、公式にははじめてだったと思います。

この「おもろい若手出てこいや!」のコーナー、「30秒大喜利バトル」というのもあったんですが、実はベジータで出るまでにも2回ほど、素で出ていたんですよ。
インディーズライブ、baseのオーデションライブ以外の舞台経験もなく、ネタもトークもできない、大喜利好きのR藤本として。

ではなぜ、ベジータとしてこのコーナーに出ようと決めたのか?そしてベジータのキャラ(もはや人格)はどうやって作られていったのか?

そこには、ある3人の先輩芸人の影響が、少なからずあったのです。何か番組っぽくなってきました。

いや本当、本人にも言ったことないんじゃないでしょうか。特別、仲が良かったというわけでもないですし。
というわけで勝手に名前、使わせていただきます。

先輩にこういうことを書くこと自体、失礼かもしれませんが、僕なりの精一杯の敬意ですので、ご了承ください。

1人目、ハッピーちゃん☆さん。
「おもろい若手出てこいや!」のコーナーではじめて拝見したのですが、トークでも大喜利でも、とにかく「ハッピー星からやってきた」というオカマ的なキャラ(もはや人格)を崩さない。
どういじられても、ハッピーちゃんな返しをやってのける。
こんなやり方があるのか、こんな人と勝負するには普通にやっててはダメだ、そう思わせていただきました。

2人目、歩(あゆむ) 石田さん。
何かのキャラを演じていたわけではありませんが、とにかく、「マンガに詳しい」ということを全面に出されていました。
絵もめちゃくちゃ上手いし、マンガの豆知識も豊富で、マニアックになりすぎず、誰もが食い付くような見せ方。
大喜利では普通に面白い答えを、アピールタイムではモノマネや一発ギャグを、くらいにしか考えていなかった僕に、自分をアピールするとはどういうことか、というのを教えていただきました。

3人目、さかなDVD 花岡さん。
とあるインディーズライブの楽屋でお話させてもらった時、「ヤバイ、自分よりドラゴンボール詳しい人がいる!」と思いました。
当時すでにベジータのネタをやっていたにも関わらず、です。
ドラゴンボール、もちろん好きは好きでしたが、ただのファンの域を出ていなかったように思えます。
そしてライブ終わり、家に帰って即、コミックス全巻注文しました(持ってなかったんかい!)。

後、ベジータとは特に関係ありませんが、斉藤紳士さんのネタが好きです。これに至ってはただの告白です。

う〜ん、久々に大阪でライブやりたくなってきました。まあ実際、仕事で行く機会でもない限り無理な話ですが。

よく「○○(地方)でライブやらないんですか?」という質問をいただきますが、本当すみません、ただでさえ食えてないのに、交通費使っていけるほど余裕がないんです。
売れたら全国ツアーでも何でもやりますよ。お客さん入るか知りませんがw

book そうそう、それと、大阪の頃、ライブなどでお世話になった作家さんが、本を出版されたそうです。

「よかったらブログか何かで軽く紹介しといて」と、わざわざ本まで送っていただいたので、こうなったらガッツリ紹介します!

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人見知り、会話が続かない、会議や営業先で上手く喋れない、という方におすすめです。
日常会話で役に立つ、プロの芸人の喋りに関する技術が、これでもかというほど丁寧に解説されてます。
こういう本を読んだのははじめてですが、分かりやすくて参考になりましたw

Amazonからも買えるそうなので、よかったら読んでみてください。
http://bit.ly/a6v3h4

いやー、CMも入るなんて、より番組っぽい!