ペルシャ湾岸にあるオマーンのカブース・ビン・サイド国王が10日、79歳で死去しました。
50年近く国王を務め、元首としての在位期間は中東最長だったそうです。11日、王族評議会は国王のいとこのハイサム遺産文化相(65歳)を指名し、ハイサム新国王は同日即位を宣言されました。
新国王は、前国王と同じ「中立であり中東とヨーロッパの橋渡し」とおいう立場を取られるようです。
●ハイサム新国王
イギリスからは、チャールズ王太子が弔問に訪れています。
●チャールズ王太子が、右側のハイサム新国王に弔意を述べています
1986年、チャールズ王太子はダイアナ妃と一緒にオマーンを訪問して、前国王と面会したことがありました。
ウィリアム王子も、オマーンを訪問して、オマーン前国王と面会しています。
また、2010年にエリザベス女王もオマーン国王と会っています。
●弔問しているオランダのウィレム・アレクサンダー国王
●ヨルダン国王 アブドゥッラー2世
ヨルダン国王と新国王が、にじりよって話されていますね。
続報があったらアップしたいと思います。
前国王にお悔み申し上げます。