こんにちわ。
今日は自作ルアーの四苦八苦体験談です。
上級者の方にはあたり前の話なのかもしれませんが、幼稚園児が初めてに直面してるんだと思って見ていただければ幸いです。
シンキングペンシル、、略してシンペン。
なぜリップがないのに市販の名作は動くんだ?
そしてなぜぼくのシンペンは動かないんだ?
始まりはこの全く動かないシンペンからはじまった訳なんです。
スローシンキングです。何度か使いましたが、ハイ、釣れません。
この時点ではルアーが悪いのか、腕のせいなのか判別出来ておりません。
動くシンペンを作りたくて試作を繰り返しました。
何もわかっていないのにこれがたまたまスラロームしてしまう。
なぜ????
理屈がわからないまま、またもや別個体で予期せぬスラローム出現
このころは塗装ムラがひどいのは見過ごしてください。この頃はエポキシを綺麗に塗ることができなかった時期なんです
中略(この間にたくさん試作)
理屈はわからないまま時は流れ、、、バチシーズン用にこんなのを作ったらたまたま軽いウォブリングするのが出来て、あろうことか58.5センチが釣れてしまった。
やっぱり少し動くシンペンって釣れるんや、、、
味をしめて同じような形で3つ製作。
それぞれ重さを変えてみた。すると、、
この一番重い16gはウォブリングして
秋の明暗で釣れるシンペンを作りたい。イメージはヒラヒラフォールでウォブリング、ローリング、スラロームを思った通りに作りたい。
ヒラヒラフォールまでは家のバケツで確認できる。
いくつか試作。お腹を平らにすると比較的スローシンキングでもふらふらする。逆にお腹をシャープにすると、ヘビーシンキングにしないとふらふらしにくい。あと体高を高くすすとヒラヒラフォールしやすい。ここまでは比較的短時間で検証できた。
でもアクションを確認するには長い距離が必要なので、最終的にはフィールドで泳いでもらうしかない。このサイクルが試作に時間を要する。
あー、、家に2メートルぐらいの用水路が欲しい。近所の川は誰も釣りしてないから人目が気になる。声かけられたらめんどくさいし。
さて、家でヒラヒラフォール確認済みの個体をいつもの釣り場である鶴見川で泳がせる。
リップレスとシンペンの間みたいな形。お腹側はあまり削らない。
良い感じにスラロームした。
巻くと水面直下を揺れながら泳ぐ。
形はお腹側を丸めたので浮き上がりやすい。
浮き上がりを押さえた物も作ってみる。
つまり、、、
▪ヒラヒラフォールはお腹を平らにして、抵抗があるようにして水平沈降するようにオモリを仕込む
▪スラロームさせるためにはある程度の重さにする。
▪上下非対称にする。背中を丸めたら、やや低めのレンジを引きやすい、お腹を丸めたらやや浮き上がりやすい
こんな感じが見てとれた。
この他にもテストしたのはこちらのルアー達。
ウォブリング これはリップレスミノーに近いかも
どうやら傾向はこんな感じかも
▪丸っこく作るとウォブリング寄り、平たく作るとスラローム寄りになるみたい。
▪顔面は水受け型だとウォブリング寄り、水切り型だとスラローム寄りになるっぽい。
▪スローシンキングだとヒラヒラフォールがでなくても、少しオモリを足すと、お腹の水受けの抵抗が上がってヒラヒラフォールが発生することもある。これはバイブレーションを早く巻くとブルブルしだすのと同じ理屈かなと。
さて、今後は秋までに去年ボウズを食らいまくった秋の橋脚の明暗を、それも先行者がたたいた後でも釣れるシンペンを作りたい。
まだまだシンペンの研究は続きます。
皆様どうか健康にお過ごしください。