トラブル事例 | RFID裏情報

トラブル事例

<車両入退場>
【概要】
車両の出入り口にゲートを設置して、
 ・入退場の権限設定
 ・通過ログ記録
を行うシステムへのアクティブタグ導入。
高速道路のETCの様なイメージ。

【実状】
ゲートに設置したタグ読取り機のタグ受信エリアを、読取りアンテナ近辺だけの
設定にするのが非常に困難
 → 設置時にメーカー指示のかなり大きな電波遮蔽フェンスを設置するも足らず。

ゲートに侵入してタグID認証する際、後方車両のタグを検知してしまい、不正車両が侵入してしまう。

遠方に駐車している車両のタグを受信してしまい、タグ未搭載車両が入場してしまう。
そのため、通過ログ記録がデタラメになってしまい使い物にならない

導入後3年が経過したが、未だにメーカーによる調整が続いている。



<人の入退場>
【概要】
セキュリティ目的で、事務所や施設の出入口の電気錠とタグ認証を連動させて入退場を制限する。

【実状】
扉前をタグ受信エリアに設定したにも関わらず、タグ保持者が10m以上離れた遠方で解錠してしまう場合あり。

扉前のタグ受信エリアにいるのに解錠しない
タグ受信アンテナにタグを近づけても解錠しない
 → タグとレシーバー間の通信トラブルと原因特定されているが解決せず。
 → 受信エリアのバラツキが非常に大きい。

導入後2年半が経過したが、未だにメーカーによる調整が続いている。



<平面アンテナ>
【概要】
板状のアンテナで、正面方向だけのタグを受信するとのPR文句。

【実状】
微弱電波は電波自体の直進性が非常に弱く、近辺全体にダラ~っと蔓延した電波になるため、
正面・後ろ側の区別なくアンテナが受信してしまう。
その為に、平面アンテナは高額なだけで、機能せず

T◯T◯KU(東京特◯電線株式会社)の1押しアイテムではあるが、選択しないのが賢明