シールの中での表現☆ |  a doodle創作☆HAL

このたび創作帽子作家の吉田インコ女史から

依頼を受けて、帽子の配送時に使う箱に貼る

シールを作りました。


(※吉田インコ女史のブログ にもシールの記事を

 掲載して頂きました☆見てね♪ ←2012.8.9追記)



シール制作。



この場合のシールは帽子が届いたときに

まず最初に“吉田インコ”を意識する所なので、

ただデザインをする…という事ではなく

吉田インコ女史の『顔』を表現するもの

なくてはいけない…。


依頼を受けた時にまず、そう考えました。


また、初めてのシールなので


●吉田インコ女史の作品の作風に配慮

●お客様の層を考慮

●名前がストレートに伝わるもの

●箱に貼った時のバランスを重視


上記を起点に、

万人が不快に思わないシールであることはもちろん

(私の作風は万人受けではないのでw)、

シール自体に隠れた意味合いを持たせたい

思い、制作に取り掛かりました。


デザイン・色味などもインコ女史と納得の行くまで

メールミーティングを重ね、出来たものがこの色違いの2種です。



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色味に関して最初に提案させていただいたものは

ベースが茶色のものです。


これは、手紡ぎ糸を多く取り入れて制作して

いきたいと話すインコ女史の想いを込めて、

ナチュラルで大地的な色味を配色しました。


それ以外にも大胆な配色などを含め、色々提案

した中で残ったのが2つめのトロピカルなイメージの

ものです。


これもインコ女史の創りだすカラフルでいて馴染む

色味を意識して、また、同じデザインでありながらも

1つ目とは異なるイメージになるように配色しました。


シールのデザイン形状については、

ただ箱に貼るのではなく、角に折るように貼ることで

2方向からアピール出来るものにしました。




ここまでが大枠のデザイン経緯の説明です(長っw)


ここからは

『シールの中に隠れているもの』

というテーマでお送りいたしますラブラブ!



まずシールをさっと見たときに気になるのは

背景の水玉模様だと思います。


これは、インコ女史の好きな水玉模様のように

一見見えますが、実はマークになっております。


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これで吉田インコと読みます。


全体は何かのキャラクターのシルエットっぽく

見えるように作りました。

一応インコというか鳥をイメージしています。


一番大きな●の中に顔を書くとあら不思議!

キャラクターとして成立します。

というのは余興でして…(笑)


帽子をイメージした右上の2本の線と縦の棒・

大きな●で<吉>、右下の中くらいの●で<田>、

3つの小さい●で<インコ>を表現しています。


文字が作られた工程と逆パターンで

作られたマーク、と言った所でしょうか。^^



これをシールの中に縦3×横9配列しました。

そしてまた、2列と7列に分割しました。


これにも意味があります。


全体の3×9で、サンキューラブラブ

『吉田インコの帽子を選んでくれてありがとう!』


そして表面にくるシール部分の3×7で

『スリーセブン音譜


ラッキーな数字ですね!


なので、このシールを貼ることで、お客様への

感謝の想いと、帽子をかぶってラッキー(幸せ)に…という

2つのインコ女史の気持ちがお客様にも届くのです。



今日の配送からこのシールを使っていただけるそうですニコニコ


シールの材質にもこだわり、箱の材質に調和する和紙を使っています。


このブログを見てシールを目にした方は、シールの意味に

少しの間、思いを馳せていただけましたら幸いです。





…と、これだけでなく、なんとあと2種のシールも

作っています。



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これは初期に描いた a doodle デザインのインコマークです。

(前に作ったインコ女史のフライヤーにもさりげなく掲載されていますw)


a doodle 目モチーフで帽子を、左側の3本で

インコ帽特有のタレを表現しています。


その他にもいろいろ思い入れのあるデザインなのですが、

万人受けはしないのでメインシールには入れませんでした。


でもインコ女史が気に入ってくださっていまして…。

シール制作に至りました。


a doodleに関しては、万人受けはしないけれど一部に熱狂的ファンの居る…

という高みを目指して創作していますので、これはほんとうに

嬉しい出来事でした(TωT)



シールとしてはインコ女史の好きなピンク&正方形で

作ってほしいという依頼で、このような形になりました。

文字入れ等も無しで、マークだけのシールです.



これはどのように貼られるのか…。

目にすることがありましたら

その大きさにドキっとしてくださいね( ´艸`)ウフッキラキラ








吉田インコ女史とはまだまだ色々な

構想を二人で練っています。



また違ったアプローチで

お知らせ出来たら…と思っています☆



そして最後にこの場でなんですが…。


大好きな吉田インコ女史のお仕事に関わることが出来て、

私は本当に幸せ者ですっ。

いつもありがとうございます!!






HAL