接客で気をつけないといけない事ってどんな事?
日本では、いくら仲良くなっても
お客様とセラピストという関係は崩してはいけない
という考え方が主流ですよね。
プライベートではお付き合いしないように
指導されるサロンがほとんどだと思います。
片や欧米では、セラピストにとってお客様は親友となり得るし
お客様にとってセラピストは良きパートナーであったりします。
こないだのsawakoさんのコメントにあったように
お客様は他ではされないような内容のお話をされたり
人生相談のようになったりする事も多いため、
境界線が曖昧になってくる場合もあると思います。
私は日頃から、お客様に対して
プライベートの事を根掘り葉掘り聞かない事、
求められない限り「私だったらこうする」
というような事を言わない事
を決めています。
でもどんなルールにでも例外はつきものですよね。
☆
大好きなお客様がいらっしゃいます。
初めて会った時から自然に会話が弾んで、
いつも笑ったり感心しながらお話していました。
本当にいろんな話をしたのです。
七夕の時には一緒に短冊を書いてマンションの
笹の木に結わえました。
嵐の日には並んで窓に張り付いて
飽きずに稲妻を眺めていました。
可愛いワンちゃんを連れてきてくださった事もあります。
「初対面の人にはなかなかなつかないのに」
と微笑みながら私の腕の中を見ていらっしゃいました。
その方が体調を崩されて、パタッとお店に来られなくなりました。
時々メールで今の状態を知らせてくださいますが、
急に寂しくなりました。
迷いに迷ったあげく、その方が以前食べたいとおっしゃっていた
お菓子を買って届ける事にしました。
もちろん、買ったと言うと大げさになるので、
「たまたまいただいたので少しお裾分けを」という口実を作りました。
その方の体調に合っていると思われるアロマオイルを
ブレンドしてジェルも作りました。
歩いて2分の距離なので、行こうと思えたわけですが
いざ行くとなると、
「わざわざ何かしら?
お客を引き留めるのに必死なのね」
と思われるのではないかとか
本当は体調なんて悪くなくて
サロンに行きたくなくなっただけなんじゃないかとか
いろんな事を考えてしまいました。
できるだけ相手が構えないように
「たまたま〇〇が手に入ったので
少しだけお裾分けをお持ちしたいのですが」
「仕事がありますので、お渡しするだけですぐ帰ります」
などと細心の注意を払ってアポを取りました。
そこまでしてでも、そのお菓子を届けたい
という気持ちがありました。
結果、たぶん喜んでいただけたと思います。
「温かいお心遣いに涙が出そうになりました」
というメールをちょうだいしたので…。
何より、たった5分でもお顔を見てお話する事ができて
すごく嬉しかったです。
本当に体調不良で苦しまれている事も分かりました。
もしこの方が今後お客様として戻ってこなくても
時々メールをしたりお話できるような関係でいたいと
思っています。
☆
「接客」と「人対人」のボーダーラインについて考えてみました。
日本では、いくら仲良くなっても
お客様とセラピストという関係は崩してはいけない
という考え方が主流ですよね。
プライベートではお付き合いしないように
指導されるサロンがほとんどだと思います。
片や欧米では、セラピストにとってお客様は親友となり得るし
お客様にとってセラピストは良きパートナーであったりします。
こないだのsawakoさんのコメントにあったように
お客様は他ではされないような内容のお話をされたり
人生相談のようになったりする事も多いため、
境界線が曖昧になってくる場合もあると思います。
私は日頃から、お客様に対して
プライベートの事を根掘り葉掘り聞かない事、
求められない限り「私だったらこうする」
というような事を言わない事
を決めています。
でもどんなルールにでも例外はつきものですよね。
☆
大好きなお客様がいらっしゃいます。
初めて会った時から自然に会話が弾んで、
いつも笑ったり感心しながらお話していました。
本当にいろんな話をしたのです。
七夕の時には一緒に短冊を書いてマンションの
笹の木に結わえました。
嵐の日には並んで窓に張り付いて
飽きずに稲妻を眺めていました。
可愛いワンちゃんを連れてきてくださった事もあります。
「初対面の人にはなかなかなつかないのに」
と微笑みながら私の腕の中を見ていらっしゃいました。
その方が体調を崩されて、パタッとお店に来られなくなりました。
時々メールで今の状態を知らせてくださいますが、
急に寂しくなりました。
迷いに迷ったあげく、その方が以前食べたいとおっしゃっていた
お菓子を買って届ける事にしました。
もちろん、買ったと言うと大げさになるので、
「たまたまいただいたので少しお裾分けを」という口実を作りました。
その方の体調に合っていると思われるアロマオイルを
ブレンドしてジェルも作りました。
歩いて2分の距離なので、行こうと思えたわけですが
いざ行くとなると、
「わざわざ何かしら?
お客を引き留めるのに必死なのね」
と思われるのではないかとか
本当は体調なんて悪くなくて
サロンに行きたくなくなっただけなんじゃないかとか
いろんな事を考えてしまいました。
できるだけ相手が構えないように
「たまたま〇〇が手に入ったので
少しだけお裾分けをお持ちしたいのですが」
「仕事がありますので、お渡しするだけですぐ帰ります」
などと細心の注意を払ってアポを取りました。
そこまでしてでも、そのお菓子を届けたい
という気持ちがありました。
結果、たぶん喜んでいただけたと思います。
「温かいお心遣いに涙が出そうになりました」
というメールをちょうだいしたので…。
何より、たった5分でもお顔を見てお話する事ができて
すごく嬉しかったです。
本当に体調不良で苦しまれている事も分かりました。
もしこの方が今後お客様として戻ってこなくても
時々メールをしたりお話できるような関係でいたいと
思っています。
☆
「接客」と「人対人」のボーダーラインについて考えてみました。