エステティシャンとして
格の違いが出る技の一つに「タオルさばき」がある。
無駄なく素早く美しくお客様に一切の不快を与えないように
タオルをかけたりめくったりするのは
簡単そうに見えて意外に難しい。

足1本出すにしてもめくり過ぎると
お客様は恥ずかしいところが見えているのではないかと
不安になりリラックスどころではない。
体の下で折れたり団子になったタオルは
気になって仕方ない。

あたしが今まで自分が受けて一番良かったトリートメントは
施術者のタオルさばきが抜群に良かった。
まるで寝てる子供を起こさないように布団を掛け直してやる
親のように優しく愛情のこもったタオルさばきだった。
あたしの目標。