ながらくのご無沙汰です。
この業界、急速に進展していく。
今でこそ誰しもが、と言っていいほどいつでもどこでも当たり前のように使っているスマホ(携帯電話)だが、
便利なものが世に出だした頃の時代だ。
最初は小さい液晶画面に番号のみの表示→数字以外のかな文字などの表示ができる→液晶画面の色がカラフルになる→
着信音から着メロ→着メロ→着うた→画像などの大容量データの送受信が可能となる→データ速度が速くなる→データ容量が
アップし動画データの送受信がスムーズになる・・・などの進化に合わせた基地局設備の増強に伴いユーザー数の増加・・・。
といった短期間の急成長を遂げた。いわゆる通信バブル機を駆け抜けてきた。
一般的な電気通信事業ではなく移動体通信事業と呼ばれ、一種独特な業態なので仕事は超多忙を極め朝早くから良いる遅くまで
業務に追われっぱなしの十数年だった。
そんな中、やはり外資系企業の参入に伴い「業界内での価格破壊」により薄利多売の状況となり、一般的な電気通信業界にはない
悪習から抜け出せなくなっていた。
今思うと、とんでもないブラックな業界になったのだ。
やがて、同業者に歪が生じ同業界内で生きていくことが困難を極めた。負のスパイラスから抜け出すことが非常に難しい状況のなってしまったのであった。何とか回復を図るも先が見えなくなるに連れ、生き残りをかけた人間同士の騙し合いとなり、人間の醜さが浮き彫りになっていった。
こんな状況の変化は田舎者の私にとっては非常に「生きづらい」状況になった。人に騙され周りに裏切られ多額の借金だけが残った。気が付くと2000万円強。この業界にどっぷり浸かってきた身としては何とかせねばとあがく日々が続くのでしたが、その当時は、何とかできると信じて頑張った。視野が狭く無知で焦ってばかり、単身で信じれる仲間もいない中、八方塞だった。
精神的に参ってしまい「うつ」状態になってしまっていた。
続きは、その5へ・・・
ここまで読んでいただき有難うございました。
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