最悪のシュミレーションとその対処方法を・・・・

◆はじめに
 2011年3月11日・・・・・東日本大震災発生!!
あれから早いものでもう1年が過ぎました。
が、それは単なる序章に過ぎず日本経済が
崩壊するかもしれない大災害をもたらすと言われている
首都直下地震、東海・南海地方ではこれからで
近い将来大規模災害発生が危惧されていることは
連日の報道や雑誌等で報じられている通りです。

千葉県沖はもういつ地震が起きてもおかしくない
不穏な状況にありますので、
今から準備しても遅くはありませんので、
是非、震災や災害に対しての備えを見直し
して欲しいと願っています。

そこで、今回は一般的な防災に関することは、
色々な雑誌・新聞等でも掲載されているので、
省略するとして防災に関し、ちょっと違った視点で
災害に備えて準備すべきことを記載します。

なお、今回のブログは保存版として
新たな情報があれば
随時追加更新していく予定です。

是日一読して頂き、一人でも多くの方々に
あの時準備していれば良かったと後悔しないように
して欲しいと思い筆をとりました。
(実際はキーボードをたたいたんですけど)

◆まずは、発災後、どうなるのか、どう行動すべきかを
簡単にまとめてみました。
そこから想定される状況からどう備えておくべきかが
きっと見えてくるでしょう。

①震災発生⇒②激しい揺れ

 震災が発生すると激しい揺れが襲ってきます。
 まずは、頭を保護する物を探し、机やテーブルの下、
 無い場合は壁際に身を寄せるなど安全な場所で
 揺れがおさまるのを待ちましょう。
 
 ただし、海に近い場所は津波の危険もあるので
 高台やビルの3階より上の階へ避難しましょう。

 防災訓練では、揺れが収まった即避難と指導される
 ところがありますが、火災訓練ではないので、
 まずは、周りに怪我をしている人はいないか確認し
 いた場合は応急手当・救出が先決ですよ。

③停電⇒④水道ストップ⇒⑤ガス停止
 震災が発生すると同時に場合によっては停電になり
 水道が出なくなり、ガスもストップします。

⑥携帯・電話⇒通話制限

 余震がおさまると家族や知人への安否確認の
 電話が殺到します。
 そうすると通話制限がかかり、通話できない状況に
 なりますので、まずはメールが有効でしょう。

⑦電車ストップ

 電車をはじめ多くの交通機関に障害が発生します。
 いち早く帰宅する気持ちはわかりますが、発災直後は
 帰宅難民になり、大混乱に巻き込まれることになるので
 学校・会社など一晩程度留まった方が安全です。
 状況を冷静に判断し行動しましょう。
 
⑧銀行・キャッシュコーナー閉鎖

 2日目あたりから現金が必要になってくるはずですが、
 銀行は閉鎖、当然キャッシュコーナーも閉鎖され
 現金が引き出せなくなります。

以上のように、震度6以上の震災に遭遇した場合は、
今まで生活が一変します。

そこでインフラすべて止まってもある程度復旧するまで
の準備しておくべきことを以下の通りまとめみました。
参考にされ、それぞれ各自の事情にあった準備を
今からでも始めて頂くことを切に願っています。


■普段の備えが無くして突然の災難に対処できず。 

・災害で一番困るのは?・・トイレと水の確保です。

以下、情報、電気、水、ガス、調理、買い物、現金、仕事、生活、その他
に大きく分類してそれぞれどのようなことに注意し何を今から準備して
おくべきかをまとめてみました。

ちなみに
≪≫印は阪神淡路大震災を参考におおよその復旧までの想定期間を示します。

[1] 情報----------------------

【携帯電話】

 発災後、安否確認の電話が殺到するので通話制限が発生します。
 そこでメールで安否を確認することが良いです。
 ちなみに携帯基地局のバッテリーが数時間しか持たないので
 いずれ繋がらなくなります。
 また、伝言ダイヤル171(イナイ)にメッセージを入れることも有効です。
 ★予備バッテリーを常に持っておく。
 普段は外付けのバッテリーパックで良いのですが、緊急用に
 携帯やスマホに内蔵されているバッテリーをショップで購入し
 常に持ち歩いている財布の中に等入れて置くことが
 おすすめです。

【固定電話】≪復旧まで約15日≫

 固定電話も通話制限が発生します。
 自宅の電話は停電により電話機そのものが使えなくなります。
 ちなみに黒電話は停電でも使えるそうです。

【公衆電話】

 身近な電話として災害時にもっとも有効な通信ツールは緑やグレーの公衆電話で、
 通話制限を受けない優先電話となっています。
 ただ、身近に見なくなった電話ボックスですが、もし見つけた時の為に
 小銭を持ち歩くようにしましょう。

【インターネット】

 ネットへのアクセスも停電や携帯電話の通話制限等で
 インターネットへアクセスできなくなります。
 自宅では、ルーターが停電で使えなくなります。

 よって、震災情報はラジオが一番良いでしょう。
 携帯のワンセグという方法もありますが、貴重なバッテリーを
 多く消費するので、最低限におさえましょう。

 出かける時はポケットラジオを持ち歩くようにしましょう。
 新たに購入する場合はできるだけ充電式ではなく乾電池式の
 ものにしましょう。充電式では、電気が復旧するまで
 充電できなことになります。

【テレビ】

 家庭においてテレビで情報を得たくなりますが、
 停電でテレビが見れなくなります。

 震災以降バッテリー内蔵テレビも発売されましたが、
 マンション等共同アンテナの場合は、停電により
 マンションの共聴設備のブースター等が停電により動作しないので
 映らなくなります。

 災害時用のテレビとしては、アンテナが付いていて
 バッテリー内臓テレビが良いでしょう。
 ただし、結構電気を消費するので長期化する災害時でも
 使えなくなる可能性が大です。

2.電気----------------------

【照明】

 照明は停電すると昼間はまあ、なんとかなるにしても
 夜間であれば、真っ暗になります。

 非常灯も物によりますが、何日も持つものではないので、
 いずれ点灯しなくなります。

 よって、まずは小型のペンライトを常に持ち歩き、カバンの中に
 手回し発電できるライト、乾電池を常備しておきましょう。

 理想の家は、昼間は照明が無くても生活できる住宅にリフォーム
 しておくとよいでしょう。

【AC電源】≪復旧まで約7日≫

 停電すると家庭やオフィスにあるあらゆるAC電源を使用した
 電気製品が使えなくなります。

 てっとりばやいのがポータブル電源(バッテリー+インバータ)です。
 1万前後ですが、容量が少ないので乾電池の充電や携帯の充電等
 で使える程度です。

 家庭用蓄電池を各社から販売され出しましたが本格的なものは
 150万から30万とかなり高額です。
 費用対効果を考えると一般ピープルにはちょっと敷居が高いです。

 理想はソーラーパネルと蓄電池を組み合わせたシステムで
 今年こそ安価に入手できるようになることを期待しています。

【暖房(冷房)】

 停電によりエアコンが使えない状態になります。
 冬であれば、暖房機器として、石油ストーブや簡易的にはカセットストーブが
 良いのですが、燃料の確保が安定して入手することは困難になることが予想
 されるので家の中でも暖かく過ごせるスキーウェアのような防寒着を
 揃えておきましょう。

 災害時に比較的燃料が確保しやすい薪ストーブが注目を浴びていますが
 普通の家やマンションでは設置が困難です。

 ちなみに通常マンションでは石油ストーブ禁止のところが多いのですが、
 ライフラインストップ(電気・ガス)した場合、特例で黙認されるようです。
 
 いずれにせよ震災時は、余震が長く続きますので、ストーブの転倒による
 火災を起こさないように十分に注意して使用しましょう。


3.水・生活水 ≪復旧まで約91日≫-------------------

【飲料水】
 停電すると水道がストップします。屋上のタンクがあるマンションは
 しばらく使えるかもしれませんが、地上に受水槽のあるマンション等は
 停電でポンプが動作せず、断水になります。

 よって、ペットボトルのストックを最低一人当たり1日2ℓを1週間分備蓄しましょう。
 ケースに換算すると一人当たり2ケース、4人家族であれば、8ケースは
 常時備蓄し、普段から備蓄の古いものから飲んで常に補充していくように
 することをお勧めします。

 ちなみに受水槽を持っているマンション等において長期にわたり断水が
 続くことが確実視された時は、タンク上部の蓋を開ければ受水槽内の水を
 くみ出すことができます。
 ただし、マンションの管理会社と事前に許可・確認をしておく必要があります。

 管理会社と連絡が取れず、受水槽の水を使用したい場合は、マンションの住民と
 協議し、後から補修費用等請求されても住民で分担して負担できるよう
 念書を作成して実行するようにしましょう。

 命にかかわる水がせっかく近くにあるのにそれを生かせないのは
 もったいないので、非常時は参考にしてみて下さい。
 
 理想はやはり井戸ですね。

【トイレ】

 震災で水の次に切実問題になるのが断水によりトイレが使えなくなることです。
 特に女性はどこでもという訳にはいかないので簡易トイレを是非購入・備蓄して
 欲しいものです。
 各社簡易トイレは販売されていますが、意外に高く10回分で3000円位かかります。
 そこで家の中であれば、”猫の砂”が安価で臭いを抑えることができるそうです。
 
【洗濯】

 洗濯は、停電と断水で洗濯できなくなります。
 2~3日は我慢しても夏場は毎日着替えたいくらいです。
 洗濯に使えそうな水が確保できたら"たらい・洗濯板"を準備しておけば
 手洗いによる洗濯ができます。

 今の時代、洗濯板を探すのは困難ですが、
 ハンズ等にプラスチック製のものならあります。根気よく探してみましょう。
 なくても下着なら手洗いで洗えますが。

4.ガス≪復旧まで約85日≫----------------------

【風呂】
 ・断水とガスストップで入浴ができなくなります。
 ・ボディペーパー(ウェットペーパーの大きいもの)を買っておくと
  とりあえず体を拭くことができます。
 ・頭はドライシャンプーというものが販売されているのでそれもあれば便利でしょう。

【ガスコンロ】
 ・ガスが止まるとお湯が沸かせなくなったり調理できなくなりす。
 ・非常用としては、カセットコンロが良いでしょう。

 理想は都市ガスよりプロパンガスボンベの方が良いのですが、
 マンション等では使用不可ですね。

5.調理----------------------

【冷蔵庫】
 ・停電と同時に冷蔵庫が停止し、食品が傷みはじめます。
 ・まずは、傷みやすい食品から先に食べましょう。
 ・生ものがあれば、カセットコンロで調理してしまえば少しは日持ちします。
 ・庫内に保冷剤を入れておき少しでも長く冷温が保てるようにしておきましょう

【炊飯器】
 ・停電により炊飯できなくなります。
 ・災害時炊飯することは結構大変なので、水やお湯で作れるごはんを
  非常食として備蓄しておきましょう。

6.買い物----------------------

【食糧品・生活雑貨】

 ・コンビニ・スーパーが営業停止になるか開いていても品数が非常に
  少なくなります。

 ・生活用品購入不可(トイレットペーパー、ティッシュ等)
  日頃から備蓄しておきましょう。

7.現金----------------------

【銀行】
 ・いくら多額の貯金があっても銀行やコンビニで現金が引き出せなくなります。
  ましてや被災したからといって即義援金が配付される訳もありません。

  そこで、1ヶ月分の生活費の現金(約30万程度)常に手元に置いておくようにしておきましよう。

8.交通機関≪復旧まで約1ヶ月前後≫-------------------

【帰宅】
 ・電車・バス等交通機関停止で帰宅困難になります。
 ・災害時は、町の様子が一変します。
  通れるはずのところが通れなくなったりするので、
  ましてや明かりの消えた夜間の場合は
  自分が今どこにいるのかもわからなくなります。

【帰宅困難対策】
 ●事前に歩いて帰宅体験を
 ・最悪歩いて帰れるように道順の確認等準備しておく。

 ●非常食を持ち歩
 ・普段からカバンの中に水、チョコやゼリー等の
  非常食を持ち歩く。
 ・風邪薬、頭痛薬等常備薬も忘れずに。

 ●会社に自転車を
 ・会社に自転車を置いて置くことが可能なら
  非常用に置いて置きましょう。

 ●ポータブルナビを
 ・最悪歩いて帰宅せざる負えない場合は、ポータブルナビが有効です。
 ・普段はスマホのナビが使えても災害時は使えないものと思った方が
  良いです。そもそもバッテリーがもたないでしょう。

 ・おすすめは、小型で長時間使え信頼性の高いGARMIN製の新製品
 etrex30J(高機能・高価),20J(最低限・比較的安価)でしょう。
 ・使い方はカーナビよりちょっと敷居が高く色々な機能があるので
  わかりづらいですが、非常時だけでなく普段でも使えるので
  決して無駄にはならないかと思います。

 ・ちなみに20J+地図ソフトで5万位の出費となりますが
  山のぼり等アウトドアスポーツされる方におすすめです。

 ・国内メーカーでもポータブルナビを発売しており使いやすいのですが、
  バッテリーが家に帰りつく前に無くなってしまうでしょう。
  カーナビを使う頻度が高い人にはおすすめです。
  
9.仕事----------------------

 ・交通機関停止した場合は出社できなくなり会社は休業になります。
 ・長期化すると現金収入がなくなります。

 ・大規模災害時の給与支払い規程を確認しておきましょう。
  会社によって異なりますが参考までに某社の規程は以下の通りです。
  ①基本は、休業になり休業手当が80%支給される。
  ②長期になる場合は、帰休になり帰休手当が支給される。
   ・期間に応じて80%,70%,60%となる。
  ③影響が全体ではなく個人の場合で短期の場合は、不就業手当になり80%支給される。
  ④振込み銀行が復旧しない場合使用可能な銀行に変更する対応もしてくれるそうである。
   ⇒口座は別銀行で2つ以上は持っておきましょう。

10.生活----------------------

【住宅】
 ・賃貸の場合、銀行業務停止で家賃の支払いができなくなります。
  事前に災害時の対応をオーナーや管理会社に確認しておきましょう。
 ・賃貸契約では、たとえライフラインが建物に住める以上家賃請求されます。
  銀行業務が停止していても復旧した時にまとめて請求が来るか
  その時までに振り込んでおかないと家賃滞納扱いになるので
  注意が必要です。
 ・某管理会社に大規模災害が発生した時、家賃の支払いは
  どうなるんですかと聞いたら、
  "発生してから決めます。”と訳のわからないことを言っている会社が
  ありました。
 ・"発生してからはまともに社員が集まらないのにどうやって決めるつもりか?”
  と詰め寄ると、言葉につまっていました。
  そんなことにならないようしっかり管理会社等に事前確認しておきましょう。
 ・持家の場合も同様、銀行業務停止でローンが支払えなくなります。
  その場合の扱いも確認しておきましょう。

【自動車】
 ・ガソリンが入手できなくなります。
  その為にガソリンを備蓄したくなるかもしれませんが、備蓄量に制限が
  ありますので気を付けましょう。
  特に大量に備蓄すると万が一の場合大火災になる可能性があります。

11.その他----------------------

【病院】
 ・怪我や病気で病院に行けなくなります。常備薬を備蓄
  持病のある方や自宅療養されている方で電気を使って治療を
  されている方は病院に相談しておきましょう。

【貴重品】
 ・アルバム(写真)や重要書類等すべてを持ち出すことは困難です。
 ・重要書類はスキャナーデータ化し携帯のSDカードメモリに保存しておくといざという時に
  役立つでしょう。ただし、紛失には十分注意を。
 ・証書・免許・書類はスキャナー等でデータ化して最悪原本がなくなってもよいようにしておく。

【郵便】
 ・郵便物が出せなくなり、受取りもできなくなる。

【宅配便】
 ・荷物の受け渡しができなくなる。

【ゴミ処理】
 ・ゴミの集配が行われなくなる。

と一度災害が発生すると様々な普段とは違う状況になります。
他にもまだまだ色々と不測のケースがあると思いますので
確認してみて下さい。

首都圏でも最悪のケース、首都圏から脱出しなくてはならない
状態になる可能性もあります。
被害があまりにも大きい場合は、避難するかは早目の決断が
必要です。

今一度、最悪のシュミレーションをしてその場合の対処方法を
検討し対策を備えをして欲しいです。