前回、西淀川区の数少ない自然のひとつ淀川を紹介しましたが、もうひとつ残されたというより造られた自然があるんです。
それは西淀川区のど真ん中を東西に横断する大野緑陰道路、通称カラー道路といってます。

淀川区との境目にある八丁温泉という風呂屋付近からから大阪湾方向に約4キロにわたる自転車歩行者専用道路です。
かつてこの地を流れていた大野川は、神崎川と新淀川を結び地域の舟運や治水などに利用されてきました。しかし時代が下ると工場排水によって河川の汚濁が目立つようになり、環境改善として1971年から1972年にかけて埋め立てられました。
大阪市は埋め立てに先立つ1968年3月、川を埋め立てた跡地に高速道路を建設する計画を発表しました。しかし西淀川区では当時すでに、公害問題・大気汚染問題が深刻な社会問題になっていて、そのため「公害がさらに悪化することにつながる」として、高速道路建設計画に反対する住民運動が起こりました。運動の中で住民らは、大野川を埋め立てた跡地を緑地帯にするよう求めて、その住民の声を受けて大阪市は高速道路建設計画を白紙撤回し、大野川緑陰道路が建設されることになったそうです。
やはりここにも公害の街が作用されているようです。
難しい話は抜きにしてこのカラー道路は、淀川に並び西淀川区民のオアシスになっとります。
ジョギングやウオーキングする人、犬の散歩の人、通勤、通学の人はもちろん、春は花見、夏は木陰に縁台をを出して将棋を指すおっちゃん達。そして冬は小中学校のマラソン大会など、それぞれの憩いの場になっているのは間違いないです。

私も1日おきにこのカラー道路を相棒と散歩しております。
西淀川に自然と呼べるのは淀川とこのカラー道路だけですが、それでも公害の街から豊かな自然が育む街としてこの西淀川に息づいています。
・・・しかし「わがまち にしよど」も3回目ですが、淀川とカラー道路以外もうなにもなさそうです・・・
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