カミングアウトした1人の友達 | 隠れレズビアンの思い

隠れレズビアンの思い

九州に住む、隠れレズ。
そいつのドキュメンタリーブログ。


昨日ブログ更新するつもりが、ウォーキングのしすぎで偏頭痛?になりまして…。パソコンは開いたものの、たった1行


「今日は、疲れた…。」


と書いただけで布団にもぐり込みダウンしました。

何事もやり過ぎはいけませんね。と言いますか、偏頭痛になるほど歩くって、ただのバカですね。



さて、本日改めてイチから書き直しているところです。


私の場合、カミングアウトする事は相当な勇気がいることでして。

ネットを見ることが出来なかった高校時代までは他に同性愛者がいることすら知りませんでした。基本、たわいのない事でもベラベラしゃべりまくる私でも、同性愛である事は必死でばれないようにしていました。

こんな私でも、大学、社会人になり沢山のビアンブログを見て、

「同性愛者ってこんなに沢山いるのか!私は何も変じゃないのだ!」

と勇気付けられたわけです。

そんな時、カミングアウトした友達がいました。

高校から大学まで一緒で、かれこれ10年の付き合いになるSだ。
でも、カミングアウトはつい最近のことでかなりの勇気が必要でした。


いつものように休日遊にぶ約束をし、その時自分の事を伝えたいと思ったのです。
今の私なら言えると。

その時は、カラオケ店に入りました。

私「ねえ、あのね、今からかなり驚くこと言うよ。」

S「なに?」

私「いや、やっぱなんでもない。」(卑怯すぎでしょ。私。)

S「なんだそれ!驚かないから。」(当然、そうくるよね。)

私「本当に驚かない?実はね…いや、う~ん。」(イライラさせる事分かってて言う私。)

S「なによ( ̄ー ̄)イラッ」(当然の反応です。)

私「実は、うちバイなんだ。異性を好きになった事もあるし、同性を好きになった事もあるんだよ。」
(言っちゃった~!言っちゃった~!)


Sの顔を見れない私。


S「だから何?」

私「え?それだけだけど………」

S「なんやそれ。ケッ」

私「なにそれ、こっちは食欲無くなるほど緊張してんのに(・・;)))」


なんか、多少なりとも驚くと思っていたのに、「だから何?」って……。なんか、私がバカみたいになってんじゃん。しかも「ケッ」って。こんな勇気出して言ってんのに。


でも、少しだけ逃げてしまった。

「本当は、レズビアンである(同性しか好きになれない)」と伝えたかった。確かに、過去に男の子を好きになった事はあったけど、今は完全なるレズビアンだもの。

「男も好きである」ということを主張する事で、なるべく驚かれないように、ちょっとは「普通」であるように見せかけたのは事実。

まだ、レズビアンとしての自分を認める事ができていないのだろうか。

私「もしかして、ばれてた?」

S「いや、でも、恋愛とかに興味なさそうだったから、好きになりにくいのかなとは思ってた。」



もしや、Aセクと思われてたのかな……?むしろそっちの方がマイノリテイじゃないかい?(分からないけど)

Sにとって、私のセクシャリテイなんて特に問題ではないようだった。

でも、ありがたいと思う。こんな友達は1人でもいるってのは。