京都の師走の風物詩、
南座の顔見世に行って来ました。
ずらりと並んだまねきが青空に映えます
これを見ると師走だな〜と気分があがります。
と同時に、焦りますー
掃除や年賀状やおせちの用意が…
今年は
十三代目 市川團十郎さんの襲名披露
八代目 市川新之助さんの初舞台
そして市川ぼたんさんも出演され、わくわく
ぼたんさんのまねきもあり、
女性のまねきが上がるのは55年ぶりなのだそう。
勸玄くんとぼたんちゃん、可愛いだろうな〜
予約は出遅れて…後ろの方の席に
劇場に入ると…うわ〜カッコいい！
清々しい真っ白な幕に
成田屋 市川宗家の三升紋が
あ、伊藤園もあるー
豪華な天井や、華やかな赤い提灯…
もう別世界
通路の電灯がレトロで素敵でした
昭和初期から受け継がれたそのままを
修復されています。
撮影スポット？ここで写真撮りました〜
贔屓筋から役者さんへ贈られる
竹馬がずらり！
京都の老舗店の名前がたくさんあり、
それを見るのも面白い
売店には記念に買いたくなるものがいっぱい
十八代目 市川團十郎白猿襲名記念
公式限定日本酒…だそう
皆さんこのお菓子をバラで次々と買われていて、人気みたい…？
バラ売りは既に売り切れ！
歌舞伎の「夕霧太夫」の名に因んだ
小倉餡入りの生八橋だそうです。
びっくり 漆のタンブラー14300円
多分…値段のことなんか気にしてたらダメなのね
三階席から
幕間に撮ったのですが、もちろんこの日も満席！
この公演を記念して作られた祝幕も披露されました。
世界的アーティスト村上隆氏によって制作され、
市川宗家のお家芸、歌舞伎十八番の演目が描かれています。
右の方に、八代目市川新之助さんの「外郎売」
顔が良く似てます 可愛い
ポップな画風と、伝統的な歌舞伎のコラボが面白いです。
さて、昼の演目は
「双蝶々曲輪日記」
「歌舞伎十八番 外郎売」
市川新之助さんの初舞台。可愛くて目が♡
「男伊達花廓」
市川團十郎さんとぼたんさんの親子共演
ぼたんさんが艶やかで可愛らしかった
「歌舞伎十八番 景清」
團十郎さんの荒々しい演技が見応えありました。
新之助さん、まだ10歳で手足も細くてお顔もちっさーい
なのに、堂々と長い台詞に早口言葉。
想像もつかないほど練習されたんだろうな〜
ついつい親の様な気持ちになって
がんばってー！と思いながら観てしまいました
知り合いが夜の部の口上を観たそうですが、
同じく母の気分になって感動して涙が出たそう
團十郎さんとぼたんちゃんとの共演も観られたし、今年行けて良かったです
今度二人の共演もあるそうで、ポスターがとても美しかったので
その後はぶらぶらと「甘味処ぎおん小森」へ
二階席からは白川や辰巳神社が見えて
雰囲気が良いです。
わらび餅ぜんざいにしたのですが…善哉はお餅の方が良い気がする…
皆さん、人気のわらび餅パフェを頼まれてました。
でもおばちゃんには寒かったのでパス…
ついでに観劇つながりで
少し前、高槻に新しくできた劇場の
開館記念公演に行ってきました。
井上八千代さん、野村萬斎さん、片山九郎右衛門さん
特に印象深かったのが、井上八千代さんの京舞。
舞台に出てこられた時、頭が全くぶれず、ずっと同じ高さなのです。
動く歩道に乗って舞台に出てこられたような…←すみません、こんな感想で
観終わって、皆で「あの体幹の凄さにびっくりした」と
美しいのはもちろんですが、姿勢がビシッと決まってる！
野村萬斎さんの親子共演も観られて感激
素人ですが、どの演目も素晴らしくて見入ってしまい、あっという間の時間でした。
非日常の体験ができました
ついでに私のピアノ発表会🎹
これも私にとっては緊張MAXの非日常体験
今年の曲は
「グラナドス 演奏会用アレグロ」
おばあちゃんになっても
脳トレのためにも続けたい趣味です