道の駅で買い物のあとは三千院へ
1200年ほど前、天台宗の祖、最澄が比叡山延暦寺の東塔に建てた、僧侶が生活する建物がはじまりと言われています。
天台宗の声明(僧侶が唱える声楽)を修行する場でもありました。
その後転々と場所を変え、明治維新後にこの地に移ったそうです。
門までの参道には、老舗の芹生や土井のしば漬などの土産店が並びます。
青紅葉が清々しくて気持ち良い
風格のある門は高い石垣に囲まれています。
門には「梶井門跡」と書かれていますが、
「三千院」という名前は明治維新後につけられ、それまではそのように呼ばれていたそうです。
門跡とは皇族や貴族が住職を務める、位の高い寺院のことだそう。
拝観料を払って靴を脱ぎ、まず客殿へ。
寺院の中は写真は撮れませんが、お庭は撮影可能でした。
客殿の縁側から見られる一つ目の庭園、聚碧園(しゅうへきえん)
近くを流れる律川の水が引かれた庭園です。
三千院までの遊歩道の側を流れていた呂川と合わせて「呂律が回らない」の語源になっています。
声明を修行する際、上手く調子を合わせられない事からきているそう。
ブログを書くのに色々と調べると勉強になりますでも…
若い時は全く興味がない→歳をとって興味が湧く→しかし…歳のせいでブログに書いてもすぐに忘れる…のが残念
有清園(ゆうせいえん)
苔むした庭に杉の木が並んだ二つ目の庭園です。
高い杉の木がたくさん植えられていました。
青苔に光がさして美しい
宸殿
御所の紫宸殿を模した造りだそうで、宮中行事を行うために造られました。
苔の美しいわらべ地蔵
可愛らしいお地蔵さま
往生極楽院と言われる本堂。
国宝の「阿弥陀三尊像」が安置されています。
このアングル、ポスターなどでもよく使われるそう。
この日も立派な望遠カメラで撮ってられる方がいて…真似して撮りましたが、やっぱりスマホと私の腕では
肉眼で見る方が美しかったです
さらに進むとあじさい苑へ
六月中旬から約一か月間、あじさい祭りが開催され、約三千株以上の紫陽花が楽しめます
紫陽花に囲まれた小径をゆっくりお散歩
可愛いグラデーション
中には珍しい種類の紫陽花もあるそうです。
どれかは分かりませんが
ブルー系の紫陽花が多かったかな。
こちらは淡いピンク可愛い!
白のあじさいは清楚で可憐
広い庭園にたくさんの紫陽花、見応えがありました
こんな苔むした切り株にも癒され…