このところ和菓子を頂く機会が続いていますニコニコ
友人と千本今出川にある「千本玉寿軒」のカフェ「SENTAMAカフェ」へ。

コロナで一時閉鎖されていたのですが、先日再開されたそうです。



お隣は昭和13年創業の風格漂う老舗和菓子店ですが、カフェの入口はこんな感じ。

間口も小さな可愛らしいカフェ。



カフェは去年10月にオープンしたばかりで、新築のどこかのお家にお邪魔したかのようでした。



二階はカウンターと…



二人テーブルが三席とこじんまり。



こちらのカウンターでは、生菓子を作られる様子を目の前で見ることができます。



私達の他にはどなたもおられず、床の間をパチリ。
掛け軸…多分…「日々是喜祥」で合ってる??



隣には歴史を感じる重箱と木型。

今も裏千家や、銀閣寺、大覚寺など格式のある寺院にお菓子を納められているそうです。



カフェのメニューはこちら



こちらでしか頂けない葛わらび餅。
上には黒糖のエスプーマがかかってるとかラブラブ

イマドキの和菓子ですニコニコ



生菓子はこちらから選べます。

左上から時計回りに

・「さくらんぼ」  外郎、白こし餡
・「氷室」  葛、黒こし餡、山芋
・「早苗」  黒糖きんとん、白こし餡(緑着色)
・「よひら」  外郎、白こし餡



・「沢辺の蛍」  葛、黒こし餡
・「紫陽花」 きんとん、粒あん
・「青梅」  外郎、白こし餡

飲み物は抹茶にしました。



抹茶にするとお茶碗を選べます。



注文のあとは、カウンターに座って職人さんが生菓子を作られる様子を目

写真をパシャパシャ撮っても動じることなく…手際良く使っていかれます。
あとでお聞きすると、緊張します…と仰ってましたがべーっだ!

あっという間に中心の黒こし餡に、緑のそぼろをまとわせて、出来上がりキラキラ



上に寒天を飾って

「紫陽花」のきんとんが出来上がりました。



次は…黒糖のきんとんで



「早苗」
田んぼに小さな稲の苗が植えられたイメージかな。



抹茶もきちんとしたお手前で丁寧に入れて下さいます。



私が選んだのはこのお茶碗

お菓子は「早苗」
黒糖の風味は微かにするくらいで上品です。



一面に模様が描かれた綺麗なお茶碗です。
薄い紫が素敵ラブ



友人の紫陽花が描かれたお茶碗も古典的で素敵です。
「紫陽花」と。



お煎茶と一緒に「氷室」
お煎茶はお湯も頂けるのでお代わりができます。



氷が透き通って見える感じかな?葛が涼しげです。白の部分は山芋の薯蕷でした。

この緑の和三盆も上品で美味しかったラブラブ



綺麗でないですが…もちろん全て三つに分けて頂きました照れ

中は「早苗」と「氷室」がこし餡でした。
生菓子はこし餡が好きかなラブラブ



そのあとお隣にあるお店へ。

今は今出川大宮に移った「本家玉寿軒」で修行された初代が、昭和13年にかつて本家があった地に「千本玉寿軒」を創業されたそうです。

どちらも西陣のあたり、茶の湯や文化の中心であったこの辺りは老舗の和菓子店が多くあります。



入口には夏らしい琥珀や羊羹、青楓のお干菓子などが並びますグリーンハーツ



店内はこんな感じ。
奥からはお子さんの声が聞こえてきて、ご自宅でしょうね。ほのぼのします。



この日の生菓子はこちら。

先ほど頂いたお菓子も並びます。どれも季節感があって美しい…キラキラ

以前は、和菓子は練り切り、きんとん、どれも餡子だし…あまりお味は変わらないし…なんて思っていましたウシシ
やはり和菓子はまだ楽しむものですね。本当にどれも美しくてうっとりラブラブ



大徳寺納豆が入った和三盆は「塩芳軒」にもありました。夏らしい紫陽花の琥珀も…

また友人と和菓子巡り、楽しみたいですニコニコ



ついでにこの日のランチ
大好きな北山紅茶館でパンランチ🍞
パンもやっぱり大好きー!