わんちゃんにだってそれぞれ性格がある
うんうん。と頷いたそこのあなた!
ぜひ握手しましょう!!
そうなんです。
当然と言えば当然ですが、わんちゃんだけにとどまらず、ほとんどの動物には性格がある!と断言できます。
今日は、そんなお話をしていこうと思います
犬の性格はどこから構成されるのか
犬種・性別
まず一つ目に挙げられるのは【性別と犬種】です。
性別は分かりやすいですね。
・柔らかい印象の女性的一面と、勇敢で勇ましい男性的一面。
・面倒見がいい女性像と、敵味方がハッキリとしている男性像。
・ツンデレ気質な女性面と、甘えたで飼い主にべったりな男性面。
などでしょうか。
もちろん、性別だけで判断するのには時期尚早でしょう。
では、犬種の気質はどうでしょう。
例えば
・プードルであればグルメで自分が美味しいと思うものしか口にしない。
・シュナウザーならオモチャをブンブンと振り回して荒ぶる。
・ラブラドールなら水が好きで、川や海にダイブしに行きたがる。
などですね。
親犬からの遺伝
次に遺伝的な理由ですね。
これも何となくわかるでしょう。
しかし、これらの研究にはとても興味深いものが沢山あるので、
また別の機会にお話しますね
本来持っている気質
性格は、遺伝子によるものと環境によるものが、4~6割の割合で影響し合っていると考えられています。
これもまた面白い話があるので、また別の機会に
子犬の時にいた環境状況
犬は、
・出生~2週間の時期を「新生児期」
目も見えない。耳もまだ聞こえない。母犬が排泄などの世話をする。
・生後2週~3週の時期を「移行期」
目が見えるようになる、耳が聞こえるようになる、外界の刺激に気づき反応するようになる。兄弟同士の遊びをはじめる。
・生後4週~13週の時期を「社会化期」
この社会化期にて脳は急激に成長し、様々な刺激を受け、強い興味と好奇心を持ち、社会性を学びながら適応していく時期。
・13週齢~6カ月齢頃まで「若齢期」
刺激に対して恐怖や警戒心、不安反応が起こりやすい。ここで、おおよその性格が完成する。
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・7歳以降「シニア期」
人間でいう所の50歳以降。老いが始まる。
という「ライフステージ」と呼ばれる一生を細かく分ける名称があります。
この最後に「社会化期」にどれくらいの新しい刺激を受けたのか、どんな環境からの影響でコミュニケーションを経験したのかなどで、性格を形成する要因のひとつになりますね。
飼い主との生活
犬が飼い主と家族になれるのは、生後57日以降。
これは「動物愛護法」にて法律で決められているからです。
そしてそれは、あと1か月で「社会化期」が終わる時期でもあります。
「社会化期」の次は「若齢期」と呼ばれる時期に入り、上記で説明した通り、恐怖や警戒心、不安などを思える時期になります。
わかりやすい変化を上げるなら
・突然、玄関や散歩中に吠えるようになった。
・おすわりなどの指示を聞かなくなった。
・飼い主に対して牙をむいたり、ワガママになった。
などがあげられます。
この時期に間違ったトレーニングや𠮟り方をすると、恐怖や不安が余計に倍増して、
ほかの人や犬に対して攻撃的になったり、音に対して過敏に反応を示したり、
最悪、飼い主にも嚙みつきに行きます。
なので、この時期はトレーニングやしつけ教室に通うことをオススメします
さて、いかがでしょうか?
感覚的に「犬にはそれぞれ性格がある」ということを理解していても、
こうして詳しく理由をあげると、少し見方が変わってくるのではないかと思います
それでは、今回のお話は以上になります。
最後まで、目を通していただきありがとうございました♪
参考資料
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