カレに来て6日目。やっとカレの要塞へ。ほぼ毎日、バスからチラッと見えていたが、訪れるのは今日が初めて。軍人墓地から徒歩10分程度で見えて来ました!
Av. Pierre de Coubertin
62100 Calais
現在カレ要塞の半分は、運河で取り囲まれている。こちらは水かさ調整システム。
午前中に訪れたニィウレイ要塞も、当時はこんな感じだったんだろうと思う。
見えて来たのは門 "Porte de Boulogne"。
門前に残る城壁らしき跡。
城壁N°1➡️運河➡️城壁N°2の守備。後に出会ったガイドによると、ヴォーバンが2つ目の城壁を作らせたらしい。この破壊された方がヴォーバンかも…
通常、表示にある様、7h30~21h15まで開放されているのだが、本日は建国記念日で閉鎖…
この辺りは運河にちょっぴりウネリがあり、水の流れがないので、沢山の藻が。
"Porte de Boulogne"門前に、城壁があったのは確かだ。
要塞周辺を辿り、2つ目の門 "Porte de Neptune"を目指す。
砲郭の1つ。
右手の運河は、カレ初日に乗ったナベット経路に続く。正面の運河はこの先、行き止まり。
カレ駅前広場まで戻って来た。

"Porte de Neptune" に辿り着けるのか、ちょっと不安になるが橋を渡り…

要塞周囲の運河を辿る。
そして…
見えて来たこの景色!過去にはここから潜水し、攻めにかかった敵が居たかも。
現在は静寂に包まれ、自然が美しい。
ずっと都会に住んでいると、ありのままの自然に癒され、エネルギーまで分けて貰える様だ。
この素晴らしい水質!
写真で分かり辛いが、ここに来た際、開放された感覚がしたのを良く覚えている。

そして散策を再開。公園の様な場所に出てきたと思ったら…
"Stade du Souvenir" の石碑。どうやらここからが要塞2つ目の出入口 "Porte de Neptune"に行く、唯一のアクセスらしい。午前中にバス停で出逢ったマダムが「カレの要塞は今はもう、スポーツの場所になっちゃったわよ。」と仰っていたが、成る程、現在は "Stade" = スタジアムとして利用されている。
「13~17世紀の要塞。建築はギーズ公がカレを英国から解放した翌日から始まる。その為、ここの領主であったGourdan氏は、彼の城、St.Nicolas教会、貴族の区域を更地にしなければならなかった。1560年に最初の石が置かれ、2つの出入口 : 東にネプチューン、南にブーローニュを設置。ルイ13世とリシュリュー、後にルイ14世とヴォーバンが改築。ブーローニュの出入口にあるヴォールト(かまぼこ型天井)には、1940年5月、"Elle fût le théâtre d'une âpre résistance. = 不快にも動じない出来事であった"との石碑。ネプチューン出入口にある石碑には、8、110番R.Iの英雄を称える。1940年、町の警備に当たった人、若者が1944年にここで銃殺。そしてスポーツ選手は国の為に戦死。"Stade du Souvenir は1965年から存在。」
様々な犠牲を払い、完成した要塞。ギーズ公の判断は正しかった。若くして亡くなられたのが残念だ。
ここはニィウレイ要塞よりも大きいかもしれない。
向こう岸に見えるのは、水の出入口。ニィウレイ要塞と同様、要塞内部にも運河がある様だ。
今回の旅で、初めて平地の要塞、現在も水に囲まれた要塞に出逢う。
橋がある所を見ると、この地も昔は運河であったかもしれない。凄い作りだ!
向こうに見えるのが "Porte de Neptune"!


入口の説明にあった石碑がこちら。カレ市民の一部も、ここでドイツ軍に銃殺された過去がある。
やっと辿り着いた "Porte de Neptune'"。
大きさ、スタイルに圧倒された。レンガの修復とススが気になるが、第二次世界大戦の名残か?
こちらは何も見えんがな…
門の向こうにある石碑。「フランスの為に亡くなった、110番R.Iの英雄を称える。」
残念ながら、建国記念日の為、閉鎖。
反対側にスタジアムがあるのが見えるが、要塞らしき跡は何もない様だ。

このショットも綺麗!
周囲を散策…



さぁ、ホテルへ戻って少し休もう!と要塞出口に差し掛かった所で、青い目の若い男性が10人程度のグループを連れガイド中。ハキハキとした滑舌の良い喋りで、聞いていて心地よい。

彼が言うにはヴォーバンがここを視察に来た際、まず要塞周囲にあった木々を伐採させた。何故なら彼は敵が攻めに来る所を見たいから。そして、敵が登り易い傾斜面の壁を嫌い…
傾斜型城壁前に作らせた垂直な城壁がこちら。暫しガイドに聞き入っていたら、隣のマダムが何だか嫌そうにチラチラこちらを伺ってくる。ガイドが次へ移動するので思わず「すいません!ご一緒しても良いでしょうか?」と聞いてみた。が、これは観光案内所が提供するツアーの一環で、事前に予約、支払いを済ませないと参加出来ないらしい。通りでマダムが迷惑そうにする筈だ。
早速、観光案内所へ向かい予約を試みるが… 毎週月曜17h30スタートのツアーで、大人6€、子供4€。今日は建国記念日なので、特別に時間を早めたのだろう。案内所のお姉さんによると、このツアーは "Guide théâtrale" = 「芝居がかったガイド」らしい。成る程、ガイドさんの喋りに吸い込まれる訳だ。
残念ながら自分達は金曜日にはパリに戻るので、今回は参加出来ず…  さっきが最後のチャンスだったと思うと、もっと上手く交渉出来ていれば… もう少し粘るべきだった… と物凄く後悔!
他にもグルメツアーや歴史、記念碑ツアー等々あるので、是非参考に。
こちらは町の吸殻入れ。
現在17h前。カレはいつも風があるとは言え、今日は特に風が強い。今夜の花火に影響しないと良いが。
▶️0:17
さっぱりしたくてカルフールで購入したビール "Tripel Karmeliet" 3,19€。
ベルギー産でアルコール8,4%!
今夜23h、浜辺で開催される花火に備え休息。