ルアー製作が一息したと思ったら・・・


 そうでもなかった


 トラウトルアーが〜

 他社のトラウトルアー製作を引き受けて、今製作中のモノで3作目になります。

 1つは今年4月に発売され、その売れ行きをふまえてディープも来年早々には、発売予定です。


 初めてプラスチックルアーの設計製作に携わって、1作目なんて失敗の連続で、今までにないルアーだったため余計に苦戦しましたねぇ。


 TASHI-Rは、まだ始まったばかりのメーカーなので、コスト度外視で釣果と使って面白いかそうでないかを判断基準にしている傾向が強いですが、大量生産のプラのルアーになるとそうはいきません。コストがハンパなく掛かってきます。
 失敗は許されない

 発売するメーカーの目指すルアーを理解して、形にして、泳ぎを出すこれが難しい。

 結構ビミョーなんだよね。
 ディープもリップ長くしとけばOK
 って訳にはいかなかったし

 結局、リップの長さ、形状、角度、取り付け位置、ウエイト、アイの形状と位置すべてを新しく作り直してようやく完全。


 今回の3作目も苦戦中

 ボディー、ウエイトはすでに完成。
 泳ぎもOK

 レンジが・・・


 軽くすればいいけど、ヘビーウエイトミノーだから軽くは出来ないし、

 リップ小さくすれば泳ぎ出しが悪くなるし、

 リップ立てると流れの中で引き抵抗が重くなるし、


 う~ん、実に難しい。