厚生労働省は、今年度新設したエイジフレンドリー補助金の
申請受付けを開始した。
高齢者が安全に働くことができるよう、
中小企業事業者に対して職場環境改善などに
要した費用最大100万円を補助する。
対象となるのは、
60歳以上の高年齢労働者を常時1人以上雇用している事業者。
小売業の場合は常時使用する労働者が50人以下
または資本金・出資金5000万円以下、
製造業・建設業・運輸業などは
同300人以下または3億円以下の中小企業となっている。
身体機能の低下を補う設備・装置の導入のほか、
働く高齢者の健康や体力の状況把握、
安全衛生教育の実施などに要した費用の2分の1、
1事業者当たり最大100万円を補助する。
新型コロナの感染防止を図りつつ高齢者が
安心して働くことができるよう、
同僚などとの接触を減らす対策も補助対象。
窓口は、
日本労働安全衛生コンサルタント会のエイジフレンドリー補助金事務センター
。
申請期間は今年10月末まで。