最後の備忘録。
2月20日。
検定2日目。

今日もいい天気。
早めにゲレンデ入り。

私の種目は、シュテムターン、基礎パラ小回り、横滑りの展開、不整地小回り、滑走プルークからの展開の順。
バーン状態は良好。

お気に入りの相棒が頼もしい。


4種目目はシュテムターン。
準指を受験していた頃は超苦手だったけど、割りかし好きな種目。
自分の中で、無難なパターンと攻めるパターンを持っているが、今回は無難なパターンで滑る。
加点されるかどうか分からないけど、悪くはなかったかな。

5種目目は基礎パラ小回り。
得意種目で、昨日のプルークが合格点でなかった場合、ここで基礎種目の挽回するチャンス。
この斜面は、風でリフトが止まってばかりいて、何本も滑っていない上、滑った時はモサモサで、感覚を崩されていたところ。
守りのスタートからリズムをつかみ、途中からは気持ちよく丁寧に滑り切る。
これは加点でしょ。
もし、プルークを落としていても、完全に取り返せたかな。

6種目目は横滑りからの展開。
いつも練習していたより、かなり距離が短い。
リズム変化する目安として、ポールが立てられている。
あくまでも目安との事だか、多くの人は、そのとおりに滑っている。
おまけに、目安までに4ターンとか6ターンと決めている人もいるようで、忙しそうな感じ。

私は、切り換えでストックを突いた後、変な構えにならない事を注意する。
それから、切り替えでシュテムスタンスが出てしまうのが嫌なので、早めに小回りに変化することに。
本当は、小回りでまっすぐに落ちたいと思っていたが、思ったより前に動いてしまった。
加点はないと思うけど、合格点はとれたかな。

午前中の3種目が終わり、急いで昼食。
腹一杯食べないで、軽めに済ませて午後に備える。
昼休みに不整地のバーンが開放されたので、何本か試してみる。
ラインは3本で、気温が上がってきたため、昨日より緩んでいる。
3つのラインは、リフト側から小、中、大といったピッチ。
みんなが練習しているのは、大か中。
小は難しいという事らしい。
自分的には、大はピッチが広すぎて面白くないので、中か小のどちらかかなと。
リフトで一緒になった去年の検定で合格した同じ県連の人から、コブはラインを外しても戻れるラインのある真ん中しかないだろうと言われ、中のラインを選択。
7種目目は不整地小回り。
中のラインは、少し間の開いたところでスピードが出て、ゴール前をごまかしている人が多かったので、後半にしっかりとターンを描けるよう間の開いたところをコントロールして滑る。
これも加点されるのではと思える滑りでゴールできた。

8種目目は、滑走プルークからの展開。
これもかなり距離が短い。
県連の講習は長距離で、6ターンでゴールすることはなかったけど、コース脇を滑ったら、4ターンくらいになってしまう。
少しだけスタート位置をポールの後方にして調整。
ゆっくりとしたリズム変化を練習してきたが、本番は忙しく展開。
加点はないと思うが悪くはなかったと思う。

最終種目が終わると、フリーで滑りたい衝動にかられる。
同じクラブのサポートに来てくれた人と一緒に、自由になったスキーを満喫。

サポートは早めに宿へ戻ってしまったけど、私は受験中に封印していた新しい滑りの習得に向けて色々と試してみました。

リフト営業終了の頃には誰もいなくなってしまった。
新型コロナの影響で、今シーズンはこれが最後になると思い、スキーを楽しみました。
翌日、ネットで合格を知り、悔いなくシーズンは締めくくり。
スキーはやっぱり楽しい。