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沢山のコメント、ありがとうございます。お一人お一人に返事が出来ないこと、お許しください。_(._.)_
全て印刷し、姉のもとに置いてあります。あっ、そうは言っても、姉は私と一緒にのぞき込んでいると思いますが…

姉が、こんなにも多くの方々から愛されていたとは… そして、皆様からの暖かいメッセージで、私たち家族の感じている喪失感が、和らいでいるのも事実です。 ありがとうございます。
霜月さんの「今はあけることの出来ないカーテンの向こうで笑っているよね」
この言葉には、まるで魔法を掛けられたような感覚を覚えました。緊張していた糸が、程よく緩んだそんな感じでした。



携帯の中から8月28日付けの、姉の言葉が出てきました。
もっと長く生きて、結婚がしたかったな、子供を産みたかったな、もっとバリバリ仕事をしたかったな、わかりやすい親孝行をしてあげたかったな、つまり人生において「何かを成し遂げたかった」という気持ちに未練はない…と言ったら嘘になります。
もちろんそういった「達成感」もまだまだ味わいたかった。
ただ、それよりも「毎日を普通に過ごすこと」そのこと自体に幸せを感じます。

この時点で、姉は何かを感じていたのでしょうか…

これを書き留めていた翌日29日は、私の31歳の誕生日でした。姉が病気になった31歳です。姉の体調が気掛かりで、私たちは、誕生日どころではありませんでしたが、姉はその数日前、私の夫にこんなメールを送っていました。
[我が弟へ]
いつも心配してくれてありがとう。たくさんの愛を感じています。
さて、来週は我が妹のバースデー
妹夫婦に感謝の気持ちを込めてプレゼントを贈りたいと思っています。ただ、この身では買いにいくことなんてできず…。
考えたのですが、温泉旅行をプレゼントしたいなーと〓
中途半端な金額ですが、二人で5万円までカンパさせていただきます。ぜひ素敵な旅館とおいしいご飯で妹を祝いつつ、ともくんもリフレッシュしてきて欲しいなーって考えています。
ぜひ考えてみてね

そこで、有り難くカンパにプラスして、日光千姫物語という老舗旅館に家族3人で行ってきました。私達にしては、贅沢旅行であり、また11ヵ月のゆうとを連れた初めての家族お泊まり旅行でした。姉は、自分の体調が辛いのにも関わらず、私の誕生日の心配をしていたのです。そんな姉に感謝をして、姉のかわりに日光東照宮へお参りに行きました。[心願成就]の札を奉納してもらい、写真を撮って姉に報告。
姉は、ただただ感激…と喜んでくれました。




私は姉の病気をきっかけに、「普通」がいかに難しく幸せなものであるのかを感じ、感謝するようになりました。
フツ-の人生。フツ-の幸せ。フツ-の事。フツ-フツ-…………
きっと、気づいていない人も沢山いると思うフツ-。私は、これが当たり前でなく感謝すべきことであると言うことを、ゆうとを含め周りの子供たちにも伝えていきたいと思います。



姉からは、携帯からのアップの仕方しか教わっていないため、携帯で地道にアップしていきます。なので、限界があることを、ご了承ください。
眠れない夜に、ぴったりの眠剤です。 φ(._.)メモメモ
やはりこれも、姉の思いやりなのかしら…
PCのパスワード当てることが出来たら、次回はPCからアップできるかな?まだまだ、お伝えしたいことがたくさんありますので、それが終わるまで、おつきあいください。
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