★今週は抗がん剤お休みweek★
今、左脚のむくみに悩まされています(´д`lll) 。。
ふくらはぎは問題ないのですが、右脚と比べて、膝上で4センチ、太ももで5センチ太いのです。
見た目がとても悪い・・。
明らかに左脚と太さが違っています。
今はふくらはぎにレッグバッグを付けている都合上、パンツスタイルしか出来ないのですが、左脚の太ももの太さがすごーく気になります。
パンツがぱっつんぱっつん!
婦人科系のがんの手術をした、と言えば通常なら「リンパ浮腫」を疑うのですが、私はリンパ節郭清をしていません。
もちろん、リンパ節郭清は卵巣がんの標準手術であり、術前の説明でも廓清を行う予定になっていましたが、
・ 出血が多く、リンパ節郭清を行うのは危険だった。
・ リンパ節郭には進行度合いを確認する意味もあるが、腹膜播種&胸水貯留があったためステージは確定していた。
・ 腹腔内のがんを全て取りきることは不可能だったので、術後のQOLを考えて無理に廓清することはしない。
・ リンパ節への転移は目で見える範囲ではなかったが、顕微鏡レベルでは転移がある可能性は大。これは抗がん剤でたたく。
ということで、麻酔から覚めて主治医から聞いた最初の言葉は「リンパ節の廓清は行えませんでした。」ということでした。
これはこれで爆弾を抱えているようでドキドキです。。((((((ノ゚⊿゚)ノ
ところが、術後1年を経過した去年の秋あたりから、左脚のみがむくみ出してきた。
廓清を行っていないからリンパ浮腫ではない、血流が悪くなっていることが原因でしょう、と言われていました。
私は腹膜播種により腹壁が堅くなっているそうです。 (これはしつこいぐらいに主治医に言われること。)
ストマを造設した理由(腹膜播種による直腸圧迫)もここから来ているし、おしりの痛みの原因の一つにもなっているようです。
そして、堅くなった腹壁が腹腔内の血管やリンパ管を圧迫し、血流やリンパの流れが悪くなっていることからむくみが出やすいのでは?というのが主治医の見解。
なので、私は幸か不幸か「リンパ浮腫にはならない。」って思っていました。
が、抗がん剤点滴のときに点滴ルームでなんとなくリンパ浮腫の本を読んでみたら、リンパ浮腫の原因として、リンパ節廓清の他に「悪性腫瘍のリンパ節転移」というものがありました。
手許にその本がないので詳細は覚えていませんが、リンパ節に転移があった場合はその腫瘍がリンパの流れをせき止め、結果的にリンパ節を切除したのと同じ状態になっている・・というようなことが書いてありました。
むむむ。 その可能性はあるのでは????
昨日の外来で主治医に聞いてみました。
主治医 「リンパ節を廓清していないからリンパ浮腫ではないですよ。 転移の可能性は否定出来ませんが、CTに写るぐらい肥大しているリンパ管もありませんし。」 (と、またもや上に書いたような説明を受けた。)
れひ 「でも、この脚ひどすぎます・・。漢方とかでむくみを取るものはないですか?」
主治医 「むくみといっても水分からむくみではないので、漢方の対応では難しいですねー。マッサージなどで対応することに・・。」
れひ 「リンパ浮腫のマッサージと通常のむくみのマッサージって違いますよね。 どちらの方法ですればいいのですか?」
別にリンパ浮腫にこだわっている訳ではないのですが、私はケアの方法が知りたかったのだ。
リンパ浮腫だとしたら、通常むくみのケアとは異なるし、ヘタに自己流のマッサージだと危険だと聞いています。
主治医 「うーん、、そうなるとリンパ浮腫どうこうよりも、血栓症の方が気になります。 血栓症の可能性はあるし、もし血栓症であればマッサージは禁忌です。」
れひ 「ええっ!?」
主治医 「一応、血栓の検査をしておきますか?」
ということで、この日の外来の午後、たまたま検査枠が空いていたので急遽検査を行ってきました。
ランチの後、超音波コーナーへ。
担当はバナナマンの日村似の若い先生。 なんだか面白い(^ε^)
手術前の検査でもありますが、超音波でじっくり血管を調べ血栓がないか調べるものです。
下半身はパンツのみ。
キレイなパンツで良かったー♪ (当たり前?)
急な検査、ねこたさんがあのパンツ(コチラ のパンツ)を履いていたら大変なことになりましたねっ。
そして急な検査だったので、しようさんの勝負パンツ(コチラ のパンツ)のようなワケにはいきませんでした~(^_^;)
外来の日は、いつでも笑いがとれる・勝負ができる・キレイなパンツでいることが、婦人科がん患者の基本!!
一通り説明をして検査開始。
温かいジェルをつけた超音波の機械をゆっくり脚に滑らせます。
両脚の前面を診た後、「じゃあ、うつ伏せになっていただけますか?」とHIMURA先生。
うっ・・・。
オストメイトになってから、この1年半。
一度もうつ伏せになったことはありませんっ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
「ストマがあるので無理です・・・。」と言って横を向いて診てもらうことに。
ああ、憧れのうつ伏せ!
出来ることならしてみたいよ~。
そんなこんなで所要時間1時間半分眠りながら検査を受けました。
HIMURA先生 「これで終わりです。 データを送っておきますので詳しいことは婦人科の診察のときに聞いてください。」
れひ 「ざっと診たところどうですか??」
HIMURA先生 「血流の流れも問題ないですし、特に血栓も見当たりませんでした。」
れひ 「浮腫がある場合って分かりますか?」
HIMURA先生 「ある程度は分かりますが、れひさんはおそらくありませんよ。」
れひ 「見てのとおり両脚の太さが大分違うのですが、何なんでしょう。 水分ですか?」
HIMURA先生 「確かに左脚の皮下組織のほうがずっと厚いですね。 水分というより皮下脂肪でしょう。」
皮下脂肪!??
左脚だけデブ・・・。
確かに、手術や抗がん剤やストマを理由に運動不足・・・。
オペ前からそうだったのでは?と聞かれたのですが、そんなことはありませんよ・・。
帰宅後、yannさんのリンパ浮腫の記事
に掲載してあったサイト「むくみのページ ~リンパ浮腫の治療~」
を見たところ、「リンパ浮腫では皮下組織に水分とタンパクが溜まっている。」とのこと。
脂肪とタンパク質を聞き間違えたのかなぁ。
単なるデブか、リンパ浮腫の仲間か、来週の外来で判定を待ちます。
ついでにドキドキの腫瘍マーカーも・・・!
いずれにせよ、弾性ストッキングを履いていると、ちょっとスッキリするような感じ。
マッサージは血栓がないのであればOKということで、リンパの流れを良くする方法で軽く行いたいと思います(*^ー^)ノ