レッグバッグデビューをした翌日の土曜日、ねこたさん 主催のオフ会&サイモントン療法のシェア会に行ってきました。
前日の晩まで、体調のことやレッグバッグのことが気がかりで「どうしようかな~。」状態でしたが、思い切って行って良かったです。
今回は自分に優しく新幹線で上京。
あんなに不調だったのに、行けちゃうものです(;´▽`A``
行きの新幹線でも一瞬体調が悪くなって「むむむガーン」という感じでしたが、帰りの新幹線では「へへへニコニコ」という感じでした。


オフ会はランチからでしたが、長い時間は自信がなかったのでランチはパスして、サイモントン療法 のシェア会へ。
会場は後楽園そばの文京シビックセンター の会議室です。
後楽園・水道橋・神保町エリアは税理士受験のメッカ(受験のための専門学校が多い)ので、懐かしい気持ち。
大学生の頃を思い出しました。(ダブルスクーリングしていたので。)

会場に早めに着いたのですが、小心者の私は一人で入る勇気がなく外でねこたさんを待つことに。
すると、若い女性3人が現れて化粧室へ向かっていました。
ああ、若くて綺麗で元気そうな患者さんもいるんだな~なんて思っていたら、ねこたさんでした。

前回はカツラ装着のねこたさんでしたが、今回は自毛+帽子+メガネで雰囲気がまた違う!
伸びかけの自毛も、ステキな帽子とおしゃれなメガネで雰囲気バッチリです。かっこいい!

私も前回と違うカツラだったので気付かなかった様子。


するとあとの二人は???
(私はシェア会はねこたさんと二人での参加だと思い込んでいた。)


憧れのシフォンさん だっ。
ああ、念願のシフォンさんとの対面!
思ったとおりの綺麗なお姉さん^^♪
なんと直感的に「シフォンさんだ~!!!」と思ってしまいました。
そうなると、あと一人のおしゃれな美女は??
最近こちらにもコメントをいただくようになったちこさんでした。
ううっ、3人とも早く話したい・・・という気持ちを抑えながらシェア会の会場へ。


サイモントン療法とは、、、

「米国の心理社会腫瘍学の権威カール・サイモントン博士 (DR. O. CARL SIMONTON)により開発された、がん患者さんとそのサポーター(家族 等) のためのヒーリングプログラムです。 近年ではがんのみならず、ストレスに起因する あらゆる病気に対し 『癒し』 のプログラムが提供されています。 」
(サイモントン療法HPより抜粋。)

http://www.simontonjapan.com/HomeFrame.htm


みなさんのブログでサイモントン療法のことを知り、興味を持っていました。

私は、がん患者になって1年半ですが、「心の治療」については彷徨っている状態。
サイモントン療法が上手く取り入れられればいいな・・・とまずはシェア会(患者さんとご家族のためのサポート会)に参加してみたいと思っていました。
進行は認定セラピストの方2名、今回の参加者は私たち4人と他に患者さんやご家族5名の11名です。

自己紹介(病名、どこから来たかなど)と「喜びを感じていること」や悩みを一人ひとり話し、セラピストの方がコメントしてくださいます。
私はここ最近気持ちの浮き沈みが激しい上、病気のことを話すとつい涙ぐんでしまう癖があるので、話したいことの半分も話せませんでした。。o(TωT )
(ねこたさん、シフォンさん、ちこさん、実はそうだったんですよ・・・。)
なので、そこで言っていただいたことも正直あまりピンと来ませんでした。 

というよりあまり覚えていない。 ごめんなさい。。
なかなか考えを取り入れるのは難しいのかな~なんて思っていましたが、話は進みビリーフワークについての説明。
これはとってもためになりました。
私が書いたメモよりもねこたさんのレポが分かりやすいので、ぜひねこたさんのレポ をご覧下さい。


ビリーフワークとは、自分の不健全信念を健全な思考に書き換えていく作業です。

そうすることによって不安を取り除き、自然治癒力・免疫力を高めるとことを期待できるということです。
ノートの左側に「不健全信念」を書き左側に「健全な思考」を書く。
それを何度も読んで思考をシフトさせる、ということ。


うーん、、、頭では理解できても全ての「不健全思考」を「健全な思考」に書き換えるのは難しいのではないか?と思ってしまいました。
例えば、私は大きな「不健全思考」として「オストメイトである自分が嫌だ。」というものがあります。
これは変えられない事実であり、良くなった自分(=ストマをクローズした自分)を想像しても、それは「妄想」に過ぎないかもしれない。 (現実的にクローズする可能性はないので。)
確かに、オストメイトになっても様々な可能性がゼロになった訳ではなく、そうでないことを実践するために、私は今まで自分なりにがんばってきた。
それでもクリアに出来ない問題、それは以前の体に戻ることが出来ないことなのです。
そのコンプレックスや「本来の排泄をしたい。」という気持ちはどうにもならないのではないか・・・と。


その気持ちをセラピストの方に投げてみました。
最初は私がその気持ちを上手く説明することが出来なかったので、なかなか納得のいく考え方にたどり着きませんでしたが、最終的に希望が持てる言葉をいただきました。
「書き換えには時間がかかる。健全な思考を導き出すのにも時間がかかる。それを自分のものにするのにも時間がかかる。それは当たり前です。」みたいなことを。
そのために、3週間ぐらいは不健全な信念に陥ったときに何度もその「書き換えたノート」を読み、信じ込ませるそうです。
その話を伺ったときに他の参加者の方が「私は何年もかかりました・・・。」とおっしゃっていました。
最初は馴染まないかもしれませんが、繰り返し、時間をかけることが大切なのでしょう。
まずは実践。 ゆっくり時間をかけて「書き換える作業」からしていきたいと思います。


その他にも有意義なお話をたくさん聞きました。
次から次へと増えていく不安。
理屈っぽい私ですが、これだったら明るい気持ちが持てる、喜びを感じることが出来るようになる、と思いました(´∀`)


その後、隠れファンだったちゃこらさん と合流し、東京ドームホテル のロビーラウンジ・ガーデンテラス でお茶。

ちゃこらさん、優しい雰囲気がとてもステキ~なのですが、爆笑発言を連発!

またまた話しまくりました。
出遅れてしまったので、もうみなさんのブログに詳細は書いてありますが、本当に楽しかった~(≧▽≦)!
最近の不調ブログでご心配をおかけして、トイレのことを気遣ってもらったりみなさんに優しくしてもらっちゃった。
「元気でよかったよ~。」と口々に言われてしまいました。
そうですよね、最近のブログかなり暗かったから。。
治療のこと、カツラのこと、仕事のこと、恋愛のこと、婆害のこと、心のこと、周囲の方との関係のこと・・・。
またまた話しまくり気付いてみたら外は真っ暗。
強風の中、みんなで頭を押さえながら駅に向かい、電車の中でも話し続けました。


部位も違うし(私、ねこたさん、ちこさんは「らん」、シフォンさんとちゃこらさんは「にゅう」)、社会復帰をされていたり準備中だったり治療中だったり状況はそれぞれ違いますが、なんでこんなに盛り上がるのだろう・・・。
それも、私にしてみればねこたさん以外は初対面。 なのに昔からの友達のよう。

ボタキッズのサポート会 でお会いしたみなさんもそうでしたが、ホントみなさん素敵な方ばかり。

「がんで手に入れたもの」って言うのは私は好きではありませんが、がんにならなかったらこんなに素敵な方々に会うことはなかったのか・・・と思うと、今までの人生の狭さを感じます。


またお会いしたいな♪
そして、もっとたくさんの方々とお会いしたいな♪

と思ったのでありました☆-( ^-゚)v


こんな感じなので、ご心配をおかけしましたが心も体も↑↑になりました。
レッグバッグでの外出が出来る自信がついた。⇒気持ちが明るくなった。⇒体調もよくなってオフ会に行けた。⇒もっと元気になった。⇒もっと外出したい!
といういい循環です。


とは言え、新幹線で帰ってきたのは夜の21時過ぎ。
体はさすがに疲れ、翌日はバタンキューでした。
ただ、体は疲れても心は元気。

そんな感じです。


明日はドキドキのマーカー採取。
おまけに先週検査したPETの結果発表というオマケ付きです。
正常なものか悪性のものかなんだか分からない「膣断端部の軟部腫溜」の正体が分かるかも。
最近おしりの痛みがひどく、今日もレスキュー隊・オプソくん何度か出動。
なので、正直コワイです・・・。
でも、心は元気だ!


なんて言いつつ、明日は沈む私であったりして。
それもアリですよね。
浮いたり沈んだり、「そのとき」の自然の流れに身を任せたいとも思います。