12月になりました。

冬の洋服のことを考えていたらストマのことが気になって、さっき母親と話していたら涙が出ちゃいました。

洋服を買いに行ったときに「おなかはどうしたんですか?」と販売員の方に言われたことを思い出しちゃって。

そうだよね・・・。

「全然気にならないよー」なんて言われていても、洋服によってはストマで膨らんだおなかが目立つ。

もう、ピッタリとしたスカートもスーツもワンピースもニットも着られないんだもん。

マタニティのパンツやジーンズとの出会いで前向きにはなったけど、おしゃれの基準が「ストマ隠し」だから、なんだか惨めな気持ち。

春~夏は長めのキャミソールで隠せていたからいいけど、冬は難しいなぁ。

さ、気を取り直して昨日の続きです!


宝泉院を後にして、タクシーで光悦寺 へ向かいました。
三千院と宝泉院の人ごみでぐったり。
この先大丈夫かと、ちょっと自信をなくしていました(>_<)
が、時間が遅かったこともあって(16時ぐらい)、こちらはそれほど多くはありませんでした。


まずは参道で感動! ←お約束!?
紅葉のグラデーションが、何とも言えませんでした。
うー、、、写真よりも実際はもっと素晴らしかったのよ。
 

受付をすませ苑内へ。

寺院というより、庭園のようです。
苑内の紅葉も茶室も静寂とした雰囲気があり、また「鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)」を見渡す景観がしっとりと。
空は曇っていたのですが、かえってそれが静寂感が感じられてよかったのかも。


紅葉と光悦垣。


お茶室。


鷹峰三山のうちのどれか。(←いい加減)

手前に見える茅葺との感じも素敵!


これは受付。ピンクに見える紅葉なんて初めて見ました。


人ごみもなくここでやっと落ち着いたって感じでした(;´▽`A``
この光悦寺が、今回行った場所の中で一番のお気に入りです。


次に歩いて源光庵 へ。

ここの見所は本堂にある2つの窓。
 

左が「悟りの窓」で右が「迷いの窓」です。

リーフレットによると・・・


>悟りの窓は円形に「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現する。
>迷いの窓は角型に「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表している。


とありました。
これをわざと確認せずに、直感でどちらの窓が好みかなーと思っていたのですが、、、
私が気に入った方は、右側の角型の窓、「迷いの窓」でした。
だって、コチラの方が全体が絵葉書のような景色で素敵だったんだもん。
うーむ、、、生老病死の四苦八苦・・・!?


でも、そういうことなしでも、二つの窓が並んだ様子は何とも言えませんでした。

ほらっ。


いずれにしてもどちらも厳格な美しさ・・・:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

宝泉院で観られなかった「額縁庭園」のリベンジって感じです。
人も少なく、ゆっくりと(ぼーっと?)畳に座って観賞しました。
そして背後には「血天井」・・・。


夕刻。

急に決まった旅行だったので、宿泊はビジネスホテルです。
なので、食事は市内の叔母オススメの所に行きました。
三十三間堂の近くにある鰻雑炊(うぞうすい)の老舗、
「わらじや」 です。
お店もかなり渋いです。

この門をくぐり中に入ると中庭があり、それを囲むように個室があります。


私たちは個室ではなく、普通の家庭のような階段を上り二階へ。

畳の部屋に衝立があるので、個室ではありませんがゆっくりできました。


メニューは鰻雑炊のコースのみ。
まずはお抹茶。


先付け。

見た目もお上品、味もお上品。
小さな器に秋らしさが十分に出ています。


鰻と「ふ」とネギと春雨のスープ。
出汁がきいていて、見た目は地味だけどおいしい!


メインの鰻雑炊。
鰻の白焼き、お餅、椎茸、にんじん、ごぼうなどの野菜にふんわり卵の雑炊です。
鉄鍋でとてもアツアツ!
やっぱり鰻がおいしい・・・。

これに果物がつきました。
うーん、、、おなかいっぱい!
おいしゅうございました。


そしてタクシーで京都駅へ。
そこからJR嵯峨野線に乗り嵯峨嵐山へ。
ビジネスホテルに泊まりました。
いい旅館やホテルは予約が取れなったのよぉ。。

そして弾性ストッキング(旅の友)を履いてご就寝。


その③につづく!