前回と前々回の記事について、たくさんのコメントをどうもありがとうございました。
何度も読み返して、読むたび文字通り涙が出て来てしまいました。

励ましの言葉、温かい言葉、現実を考えさせてくれた厳しい言葉、ご自分の経験を話していただいたこと、どなたのコメントを読んでも胸がいっぱいになりました。


そして、きっとそれは私だけじゃないですよね。。

同じような悩みを持った方にも心に響く言葉だらけだったと思います。
本当ならば、お一人お一人にお返事を書きたいところです。。。


今回ブログに書いたことで、また、みなさんの言葉をいただいたことで、落ち着いてきました。
ちょっと感情的になりすぎていたなーって反省も。


もっと気持ちが定まってからUPしようと思っていたのですが、それを待っていたら心配ばかりかけてしまいますよね。


今の私。


まだまだ考えると涙が出ちゃうけど、副作用のおかげ(?)で睡眠はバッチリ過ぎるぐらいバッチリです。
食欲も、最近は戻ってきました。
病院にも元気に通っています(これがお仕事)。
この前の週末は友人の誘いを受けて、明治座でお芝居(黒皮の手帖 )を観て活力を感じました。

(内容とは別に、俳優さんたちの演技に感動しました。米倉涼子さんかっこよすぎ!)

そして月曜日はスマイリー の顔合わせに参加して、本来の目的(署名活動の打ち合わせ)以上に、参加されたみなさんの前向きな姿を見て励まされました。


とりあえず、彼からの返事を待ちます。
いつになるか分からないし、厳しい答えの可能性の方がずっと大きいけど、待っている間に気持ちの整理もつくのかなって思っています。


今回ひとつ感じたのは、がん患者の「常識」は、そうでない方々の「常識」ではないこと。
ひとそれぞれ病気に対する受け止め方は違うのですよね。。
病気に限らず、夫婦の形、恋愛の形、家族の形がいろいろあるように、「がん」と闘う(という言葉は苦手ですが)姿勢はいろいろあること。
今までも分かっていたつもりですが、今回ご自身の経験を話してくださった方々のコメントやご自身のブログの記事を拝見して強く感じました。


また、これも私たちの関係のみが特殊だったわけでなく、特に独身の患者さんたちについては同じようなことで悩んでいる方が多いのも、若年のがん患者としての大きな問題なんだなって実感しました。


ただ、やっぱりパートナーに理解してもらい、一緒に乗り越えようとしている方々は素敵だなって思います。
私が今までそういった関係に持っていけなかったのは、分かってもらうための努力を私自身怠っていたのかなって思いました。
彼が知ることを「逃げていた」ように、私も今までの関係を壊したくなくて彼に分かってもらうことを「逃げていた」。
というより、先延ばしにしていたって感じ。

そして、お互いの性格もあるし、お互いが未熟だった。

病気以前の「縁」もある。


今回のこと以外では、愛情だけでなく、ただ「一緒にいて楽しい!」っていうだけでなく、彼のことを尊敬もしていたし信頼もしていました。

でも、こういう病気になってしまったことは事実だし、(悔しいけれど)今の私を構成する一番の問題なのだから、いつまでも逃げているわけにはいかなかったのです。

彼にすぐに受け入れてもらえなくてもいいもーんって私が思っていても、彼自身も受け入れないと前には進めないことは分かっていたのだから。


でも、それを後悔したところで何も進みませんよね。

今生きていることが事実。
生きたいことも事実。
悲しい答えをもらっても、前向きな答えをもらっても、その後充実した人生が送れるように準備のときなのかなとも思います。
私にとっても彼にとっても。


偉そうなことを書いていても、はっきり言って一週間でふっきれる問題ではありません。

まだまだ考えてばかりです


やっぱり、いろいろ考えて一歩でも「がん」に近づいた彼と一緒にいられるようになることが一番の希望なんです。

「話し合う」というより「彼からの返事を待つ」身としては、どうにもできないもどかしさがありますが。


心はもやもやだけど・・・・

とにかく、今は治療がうまくいくことをイメージして「がん」そのものを乗り越えたいと思います。

そして、4クール目(通算12クール目)の抗癌剤治療に臨んで来ますっ!
入院中には、とうとう恐怖のWJカテーテルの交換というオマケ付き。


なんだか支離滅裂な文章になってしまいましたが、本当にみなさまには感謝しています。

「宝」です。


それと、どんな厳しい言葉も、私には不快には感じていませんよ~(*^ー^)ノ

ありがたい言葉だと思っています。

それと、いつものみなさまはもちろん、初めてコメントをいただいた方が多かったのも嬉しいことです。


本当に本当にありがとうございました。