★アクトポ 2クール2回目(day8)★


本日、朝の白血球の成績もよく、day8(2-②)の抗癌剤を投与出来て退院しました。
来週のday15(2-③)も投与出来るかな?
ちなみに、day8とday15はトポテシンのみ。
なので、前回の様子からしても、吐気はほとんどありません。
ただ、下痢(らしきもの・・・ストマなので水様便)とそれに伴う腹痛がキツイんですよねー。

励まし、どうもありがとうございました!


さて、タイトルに書いたように、我が家のご長寿犬・ポーちゃん(18歳) が、昨日の早朝に入院しました。


8月18日の夜。
もともと心臓に持病をもっており、最近調子が悪い日が続いていたのですが、発作を起こしてしまいました。
かかりつけのお医者さん(I先生)に診てもらい、心臓の病気の他に肺水腫の状態が出ているとのこと。
肺水腫・・・肺の気道や肺胞に水が溜まってしまう状態です。
心臓の病気から症状が出ることもあるみたい。
水が溜まっていて心臓を圧迫しているから、苦しいのは当たり前。。
かわいそう、ポーちゃん。。

水を減らすため(?)の利尿剤や他のお薬をいただき、その夜は落ち着きました。
翌日も落ち着き、私も安心してひまわり&家出&入院をしていたのですが・・・。


1週間後の8月26日。
私も外泊で自宅にいました。
夜にまたもや発作を起こしてしまい、前よりも苦しい様子。
I先生に連絡をしたのですが、別の市の緊急オペのお手伝いをしていて戻りが零時を過ぎてしまうとのこと。
それまで待っていようと様子をみていたのですが、とてもつらい様子。
なので、他の近くの動物病院(H先生)にダメもとで電話してみたら、診ていただけるとのこと。
(このとき既に22時過ぎ。)


血液検査・心電図・レントゲンそれと注射をいつでも出来るようにとルート確保をし、とりあえず今の状況がラクになるお薬を入れていただきました。
H先生は、初診しかも遅い時間にも関わらず、テキパキととてもよく診てくださいました。


「心臓の病気のほかに、やはり肺水腫の状態が強く出ており、応急処置はしましたが厳しい状態です。
明日以降、かかりつけのI先生に診てもらってください。
おそらく酸素の部屋に入院となると思います。
酸素の部屋に入院となると、確かにポーちゃんの呼吸はラクになります。
ただ、もしかしたらそのまま厳しいことになるかもしれません。
そうなると、ご家族の方の考えになってしまいます。
入院させるか、ずっと慣れ親しんだ家で家族が見守ってあげるか。
今日はとにかく安静にしてあげてください。」


と説明され、応急処置をした内容と投与した薬をメモしてくださいました。
本当に感謝です。


で、その日は家に帰り両親の寝室で、ウロウロしないように囲いを作って寝たポーちゃん。
ウロウロしたら息切れがひどくなるのに、無理に動こうとしちゃうの。
身体は休めているようなのですが、発作当時に比べれば少しはラクになったとは言え、やはり呼吸が辛そうなポーちゃん。
H先生の言葉もあって、心配で心配で私も寝付けませんでした。
ちょこっとブログのお返事をしたりしましたが気が気じゃなくて。


かかりつけのI先生には、連絡した際に
「朝の様子を見て、辛いようだったら朝の6時までに連絡ください。
用事があるのですが、状態によってはキャンセルしますから。」
と言っていただけました。


8月27日の早朝。
ポーちゃん、やっぱり苦しそう。
なので、I先生に悪いと思いながらも連絡しちゃいました。
それも6時ギリギリに。
I先生、もう家を出ていた・・・のに病院に戻ってきてくれるとのこと。
うわーん、、感謝!!!


すぐにポーちゃんを連れて行ったところ、やはり酸素の部屋に入れてあげることに。

その方が、ポーちゃん自身がラクになるし、それで急に悪くなるということもなさそうだし、もちろん良くなることもあります、とのこと。
なので、入院させてきました。
酸素の部屋、というより他のワンコやニャンコのゲージに並んである同じ大きさぐらいのガラスのゲージ。
ポーちゃん、不安そうだけどしばらく様子をみていたら呼吸がラクになったみたい。。


私も病院に戻らなくてはいけないので、夕方戻るときに「面会」に行きました。
ぐったりはしていましたが、呼吸は落ち着いている様子。
外に出したら、ひょこひょこと歩きました!
酸素とI先生の処置のおかげで、ポーちゃん自身もちょっとは苦しくなくなったのかな?


病院に戻ってもポーちゃんのことを考えてしまう。
それは家族も同じ気持ちで、今日迎えに来てくれた母といろいろ話しました。


ポーちゃんが厳しい状態なのは現実。なんといっても高齢だし。
ただ、苦しいのはかわいそう。
だったら、病院で酸素部屋で診てもらっていた方が、ポーちゃんも苦しくないし安心。
ただ、「自分のニオイがたっぷりついた我が家」で、家族tとポーちゃんの息子&娘
が見守る中でゆっくりさせてあげたい。
どうしたらいいのだろう・・・。


で、私の退院帰りに面会に行きました。
うーん、、、昨日よりぐったりしているかも。
でも呼吸は安定している。
ぐったりしているのは、考えてみれば「夜型わんこ」なので、どっちにしても「お昼寝時間帯」だからか!?
今日は自分から酸素部屋の扉を開けても出てこないし、悲しくなってしまいました。。


「ポーちゃん、おうちに帰りたい? ここにいたい?」

聞いても答えるはずはないのに、母は懸命に話しかけています。
心なしか、上目遣いが怒っているようにも見えるんですよ。
「なんでこんな寂しい所に私を入れるのよっ」って。


看護婦さん(って呼ぶの?)に出してもらって、ポーちゃんとしばしスキンシップ。

血液検査・尿検査やレントゲンの結果を聞きました。

「肺水腫の状態は良くなって、呼吸も落ち着いてきています。
ただ、腎臓と肝臓の数値が良くない・・・。
これはかなり厳しい状態です。」

とのこと。


うーむ。
母と話した上に書いた私たちの気持ちを伝えました。

すると、I先生。

「肺水腫の状態がよくなって呼吸がラクになったら退院です。
もちろん、いつまでも入院させておくつもりもありません。
腎臓と肝臓については、心臓の病気との関係で「治す」処置は出来ないので、薬で状態を押さえ込むことしか出来ません。。
まずは、酸素の濃度を少しずつ通常の濃度に戻していって、退院できる状態にしましょう。」


でも、退院してもまた呼吸が苦しくなることも考えられる・・・。
そこで、はっと気付きました。
じ、じつはyue少納言さんのことを思い出したのです。


「犬の『在宅酸素』はないのですか??」

私、いきなり質問してしまいました。


「確かにありますねー。
聞いたことはあるけど、実際に要望もないからレンタル会社にも断っていたのだけど。
確認してみますね。
いろいろ難点もある機器だけど、きちんと管理すればいいかもしれません。」

とのこと!


早速家に帰ってきて調べました。


犬の在宅酸素、あるーーーー(ノ´▽`)ノ!!!

・ペット在宅医療酸素ハウスのレンタル

 http://www.cruze.net/o2/o2_rent

・ペットのための在宅酸素サービス 

 http://www.nihoniryo.co.jp/061_pet_ox01.htm

・ペット酸素ハウス

 http://www2.bbweb-arena.com/careway/


でも、関西の会社だったり、東京の会社だったり。
我が家の地域に対応している「搬送区域」がないぞ。
「搬送区域」に書いていなくても、対応してくれるのかな?
調べないと!

金額もとんでもなく高いわけでもないし、現実的にレンタル会社がOKと言ってくれれば可能かも!


これだったら、ポーちゃんが苦しくなくて住み慣れた自宅で家族で見守ること、できるかな。


それにしても。
かかりつけのI先生に
「H先生のところではレントゲンと心電図をとりました。
これが、投与した薬のメモです。
あと、すぐに薬を投与できるようにルート確保してもらっています。」

と言った私。


後になって母に言われました。

「ルート確保、って普通言わないよね。」


確かに・・・。

でも、お母様。

早朝の病院でのお母様の洋服、裏表逆でしたのよ。あと靴下も。

焦っていたのも分かるけど、、、漫画じゃないんだからっ。


そして、こういうこと言いたくありませんが「最期」は痛みなく苦しまず病院で管理して欲しいか、住み慣れた家にいたいか、自分のことのように考えてしまった私。
私だったら前者なんです。
でも、ポーちゃんは自分のしたいことが出来たり訴えたりできないのだから、確かに母親が言うように「住み慣れた家の自分のニオイ」と「安心できる家族、特に母親」の顔を見ていたいのかなって思いました。


ポーちゃん、どうなの????


少しでも呼吸がラクに眠れていますように。。


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術後4ヶ月後、やっとポーちゃんを抱っこ出来るようになった頃のお写真。

もっと早く抱っこできるようになりたかったなー。