前回の記事について、皆様から多くの署名が集まっているようです。
卵巣がんだけでなく、他の部位の患者さんやご家族の方からも反響があるようで、日本の抗癌剤承認の遅れと関心の強さを感じました。
厚生労働省の対応や抗癌剤承認の流れなど、私もまだ勉強中ですが、「命のロープ」(by きゃんべる。さん)はたくさんあって欲しい。
単純な考えで申し訳ないのですが、承認されている抗癌剤だって「効く人と効きにくい人」「アレルギー等で使えない人」がいるのだから、期待される選択肢があるのなら、出来るだけ多く使えるようにして欲しいと思います。
すずきさんがまとめてくださっている「コメントの集計」
を拝見すると、必要性と切実な願いを実感します。
こちらから署名いただいたみなさま、また、ご自身のブログから発信していただいたみなさま、本当にありがとうございます。
みんなで頑張りましょう!
さて。
そんな署名活動が行われている週末、久々に家出(?)をしてきました。
彼と夜ご飯を丸の内で食べる約束をしていたのですが、早めに行って丸の内をぶらぶらと。
病気になる前は、早めに会社が終わったときには、一人で丸ビルによく行きました。
友達と会うときは銀座が多かったのですが、「一人ぶらぶら」は丸ビル周辺。
この辺りの雰囲気が好きだったの。
で、特に買い物もせず、お店を覗いたり本屋さんで立ち読みしたり、カフェでコーヒー飲んだり、気持ちのいい椅子(3階の端っこにあるんですよー。穴場!)でウトウトしたり。
それだけでも、なんだか気分が良くなりました。
居心地がいい。
何でだろう・・・と考えました。
30代前後と思われるの「一人歩き女性」がとても多い!!!
そしておっしゃれ~♪
今住んでいる地元でも、スターバックスだってあるし、デパートだってあるし、映画館だって本屋さんだってある。
ただ、そこにいる方は、なぜかほとんどがファミリーか高校生ぐらいのグループ。
一人でコーヒー飲んでいても、落ち着かないんですよね。。。
同年代のお子さんがいるファミリーや「ママさん友達グループ」に囲まれると、考えすぎなんだろうけど、肩身が狭くて。
気にしないで普通に座ればいいのに、なんだか端っこに座っちゃったり。
(気が弱いのかっ!?プッ。)
東京って、「冷たい都会」と思われがちだけど、「自由」なところでもあるのかと。
いわゆる、国税庁が示しているような「モデル世帯」ばっかりじゃない。
特に生き生きとしている独身女性が多いと思うし、いろいろな事情や考えで子供がいなくても輝いている方が多いと思う。
実際に、働いていた職場ではそうでした。
うーん、「東京」に限ったことではないと思うけど、私の住むところでは、上に書いたようになんだか肩身が狭いのです。
考えすぎなのかなー。
そこで考えました。
最近、「無理に前の職場に戻らなくてもいいのかな。こっちで新しい仕事みつけようかなぁ。」と考えていたのですが、やはり復職したいと!
単純な私・・・(^▽^;)
(休職期間めいいっぱい使っちゃって、強制退職の可能性もありますが。ぐすん。)
そこで、彼に上に書いたようなことを話して、
「丸の内OLみたくなりたいから、治療が終わったら東京に戻るっ。」
って宣言したら、パンチのきいた一言が。
「でもさー、休みの土曜に丸の内にいるのは、真の丸の内OLじゃないんじゃないの?」
・・・するどい指摘でした。
田舎モノほど都会に憧れるのかもしれないけど、いいんです。
丸の内の雰囲気が好きなんです。
治療が終わったら復職して、帰りに丸の内でお茶するワーキングウーマンになりますっ。
(形から入るのが好きなんだもーん。)
夜ご飯は、三菱UFJ信託銀行本店ビルの地下1階にある「レストラン サイゴン」
へGo!!
ベトナム料理のお店ですが、中華料理もあります。
地下1階と言っても、吹き抜けになっているので、雰囲気はとてもいいです。
以前、銀座店も含めてよく行っていたのですが、急にここのゴイクン(生春巻き)が食べたくなってしまって。
エビとウニが入っているんですよー。
ヌクマム(たれ)の香りがいいんですよー。
迷わずこれをオーダーし、後は中華料理の方が多かったかな。
それと、バンクン(蒸春巻き)もすっごくおいしかった!
この日の一番のヒットでした。
最後は、ベトナムの健康スイーツ(?)仙草ゼリーと蓮茶で。
おいしかった!!
と、ずっと座っていられるようになったモルヒネさんに感謝。
うまくお付き合いして、おしりの痛みも気にならなくなってきました。
で、翌日は暑さでひきこもりな私たちでした。
どこへも出かけず。
どのぐらい参っていたのかというと、、、
明け方「あっちっちっちっち」と唸る自分の声で起きました。
その「あっちっちっちっち」で彼も起きてしまった。
「あつーい」じゃなくて、なぜ「あっちっちっちっち」だったのかは不明。
今思い出しても笑ってしまうー。