2005年8月、16日間アフリカへ旅行しました。
ボツワナのサファリと星空、ヴィクトリアフォールズ、喜望峰、おまけにモーリシャスでリゾート。
今思うと、とても充実して楽しい旅でした
帰国後、たまっていた仕事の忙しさもあって、とてつもなく体調が悪くなって。
単なる旅行疲れと仕事疲れかなとも思ったのですが、直感的に何かおかしいと。
食欲はないのに体重が増える、おなかがパンパンで息苦しい、疲れやすい、腰が痛い、肩が痛くて眠れない・・。
(今考えると、腰痛は旅行に行く前からひどかったな。)
病院にも行きました。 仕事の合間に。
その1の病院(内科)→食道炎です。便秘です。
その2の病院(整形外科)→全く異常はありません。
その3の病院(耳鼻科)→全く異常はありません。
それでも納得できません。
仕事がひと段落し、用事があったので実家に帰ったのですがあまりにも出たおなかに母親もびっくり。
で、こちらの病院にも行きました。
その4の病院(内科)→腎盂炎です。
その5の病院(夜間診療所)→便秘です。
それでも納得できません。 お薬を飲んでも病状は悪化する一方です。
その6の病院(内科)→こりゃ、まずいかも。念のため婦人科と胃腸内科で詳しく見てもらってください。
その7の病院(大学病院)→卵巣がんの疑いがあります。
結局、その6の病院(母親のかかりつけの内科でした。)で、超音波で腹水を気付いてもらえたのです。
その1の病院では問診のみで診断され、その4の病院では超音波もやったのに腎臓がおかしいと言うし。
(結果的に、腹水で腎臓が圧迫されていたので関係なくもなかったのですが。)
当時は、その5までの病院に憤りを感じていましたが、年齢的に悪い病気だと疑われなかったこと、また、婦人科系の病気だと自分で感じなかったことがあって、ま、しょうがなかったのかな。。
逆に、その6の病院の先生は、専門ではないのによく気付いてくれたと感謝です。
母親のかかりつけ医ということもあって、親戚にがん患者が多いことが頭にあったからかもしれません。
時間的には、その1の病院にかかってから大学病院に行くまで2週間ほど。
周りめぐったわりには、そんなに時間のロスはなかった方かな。
その6の病院で腹水がある、と言われた時点で「あ、がんかも・・」と思ってしまいました。
立て続けに親戚ががんになり、「腹水=がん」の頭が私にあったの。
もちろん、がん以外でも卵巣の病気では腹水は溜まることがある、とは言われていたのですが。
で、念のため近所の婦人科のクリニックで診てもらったところ卵巣に異常があるとのこと。
そのとき、内診をしながら「これは悪性の可能性があるね~」といきなり言われて。
確かに、書いたとおり直感的に自分でも思っていましたが、内診の最中にいきなり言い放ったその開業医(かなりおじいちゃん)の言葉が頭から離れません。 今でも。
頭が真っ暗になる、とはこのことかと。
で、その開業医に今後を診てもらうのもイヤだったので、それからはすぐに大学病院に行きました。
(つづく。)