モータースポーツの世界でもトップチームにパーツを供給しているZAM Sprocket


アステモ在籍時の2021
清成 龍一のCBR1000RR-R


私もお世話になっています😌



スプロケットというのは自転車にも付いている歯車の事で、チェーンが掛かっていて前と後ろについており


前側をドライブスプロケット



後ろ側をドリブンスプロケットと言います



エンジンから生み出されたパワーを

直に伝えるのが前側のドライブスプロケットでチェーンを介して後輪を駆動するさせるのが後ろ側のドリブンスプロケットです。


今回のお題の

フィキシングプレートというのは

ドライブスプロケットに着いております



別名ロックプレートとも呼ばれ

ドライブスプロケットがカタカタ右に左に動かないようにするプレートです


強度を持たせたスプロケットと違い
フィキシングプレートはスプロケットほど強度を求められません。

一体となって回転し
カウンターシャフトと呼ばれる
棒を右往左往しないように仕事しています。

この突き出た棒にスプロケットがハマります。

チェーン駆動のバイクは皆、この構造です。エンジンパワーを得て歯車もグルグル回ります高速で…

そして緩やかに、時に急激に減速し
時にリアブレーキによりガツンと停止させられる事もあります。

だからフロント、リアともに
スプロケットは歯車かすり減っていき
すり減った分、隙間が出来て
ガタが生まれます。

またチェーンも同じく強大な負荷がかかるため、伸びたりもします
そうなると自転車もそうですがチェーンのたるみを取るため、チェーンを張らねばなりません。

後輪の車輪を支える軸を後ろ側に調整してチェーンがある程度張ったところで固定します。
ダルダルの緩んだチェーンだと自転車は チェーンケース内でカチャンカチャン言うくらいですが、力のあるバイクだとチェーンはおろかスプロケットにまでダメージが及び寿命を縮めてしまいます。

お題であるフィキシングプレートの説明から流れてどこどこ行くの〜♪ですので
戻します😑

フィキシングプレートは
ストレートに言うと強度がありません
ただの鉄のプレートです


構造的には特殊なカタチをしていますが、ヘタリも早くロックプレートと呼ばれる止める!という仕事が強度不足により、たちまち出来なくなってしまいます。

そのため純正部分(ノーマルの部品)を注文し交換となるのですが、私のRX125は冒頭に触れたZAMさんとこのスプロケットに換えたためノーマルとはカタチも穴の位置も違うのです。

ヘタってきてスプロケットを止める役目が出来なくなりスプロケットカバーの中で右に左にカラカラと動いています

それを止める方法はZAMさんに問い合わせフィキシングプレートください!と言えばいいのだけど、あちらは商売。
おそらく「スプロケットとセットでのみの付属販売となっております」って返事だろうおそらく。もうメールでその旨通達しております😌

さてその間バイクに乗らねばイイ話だけどなんとかならぬものか…と
探っていると。とあるトライアルバイクを整備しているブログを発見!


ナント!スナップリングで止めてるではありませんか!

スナップリング


さっそく昨日コーナンPROに
買いにいきましたがな
着けましたがな
止まりましたがな😆
エエ感じ✨

これで右往左往が無くなる
ちなみにスナップリングのサイズは
RX125ですと「軸用の16です」

スナップリングには
軸用と穴用の2種類がありまして

穴用のスナップリングは私のバイクのマフラーのインナーバッフルを止めるリングになります。
カタチがまず違います😌
どちらも装着にはスナップリング用プライヤーなる特殊工具が必要になります
高いものてはないのでご安心を

私の持ってるのコレ。
アストロプロダクツ製

嗚呼良かった…
これで安全に安心して通勤、ツーリングが出来るわ。

長いのにおつきあいいただき
ありがとうございました😌