昨日の日曜日、無事に親戚のおばさんを送ることが出来ました。


お葬式というものを

初めから最後まで付き添い

体験した子供たち


どうだったろうか

昨日は葬儀場に着いて式が始まるまえにおばさんの顔を見るべくみんなで挨拶

穏やかな顔にお化粧もされていて

笑顔を浮かべている感じだった

体も細くなり、目を閉じて

いつも冗談ばっかりだったおばさんが亡くなってしまったんだな…と顔を見て再度思う。


子供たちも見たけど、ばあちゃんの死に顔は見たくないようなチラと見る感じだった。


葬式が、どういった段取りなのかを聞いてくる長女、その後何をするのか、自分たちも何かするのか、色々心配だったようだ。


お焼香の手順も再確認するように、聞いてきていた。


葬式は始まりお経が唱えられ手を合わせる。若くして腎臓病を患いながらもばあちゃんとケンカもするけど、よく世話もやいていた三女の娘や息子が初めから最後まで泣いていた。


お焼香も終わり

棺を開けおばさんのまわりに花や思い出の品、孫やひ孫のお手紙を入れて綺麗に飾り付けていく、同じ団地に住んでいた同い年くらいのおばさんも来ていた。

「生きてるか見に来てんねん…」と団地に住んでいる時は、おばさんちへ来て、話相手になり、家事を手伝い、晩ごはんのおかずを持ってきてくれたりと本当に心やさしい良い人。物静かで義理堅く忍者のような侍のようなおばさんも花を添え持ってきた洋服(プレゼント?に縫ってらしたのかな?)を掛けてあげて何度もおばさんの体をさすっていた。

三姉妹、その子供たちみんな泣いていた。とにかく孫に慕われるおばさんで今や20代にもなった孫も生前、おばさんちをよく訪ねて来ていた。


私も花を添える時にありがとうございましたと言い体をさすると涙が出てきた。

止まらなかった。


長女がこんな小さい時から色々お世話になっておりました。
式場で長女も泣いておりました。

息子にも優しく接して下さった
もちろん私達夫婦にも

霊柩車を先導に斎場へ向かう

火葬を行う斎場に向かう際も

どこへ行くのか?何をするのか

それも子供たちに説明


大阪北区の大きな斎場へ着き

火葬をする炉の前に来た時

2つほど隣の炉に、お骨上げの終わった台が出てきた状態で置いてあった。


台の上は綺麗に片付けられている


私が息子に「今から火葬言うて、ここでばあちゃんを燃やして、隣のあの台みたいに全部焼けて、骨だけになってばあちゃんが出てくるねん」と説明すると

眉間にシワを寄せる息子

なんでそんなむごい事を…と言いたげな表情。


分かる

私も宮崎の爺ちゃんの時に思った


すぐさま「昔は土葬言うて土に亡くなった人を埋めとってん、でも棺大きいやろ…だから場所を大きく取らなアカンし、腐ってきて臭いもするし、いいとこ無いみたいで、コレ(火葬)やったら、骨壷言うて焼いてからそこに骨を入れて、後はお墓にしまうだけやから場所も手間もかからん火葬になってん」

と言うと、多少合点のいった様子


2時間ほど待合で過し

お骨上げをして合掌

千種ばあちゃんをみんなで送ることが出来ました。