いつものように彼の家へ。サラダとか、フルーツとか、煮玉子とか、ハンバーグは用意してあったけど、からやまの持ち帰り。七味からあげ?は辛い物好きの私でも、結構刺激的だった。彼と付き合わなければ、からやまは食べなかったかも。決して悪い意味ではなくて。

 

日常に慣れてくると、色々不満や苛立ちも出てくる訳で。彼は自分のことは何でも話すし、だから何ってことまで、事細かに言ってくるのに、私の話に関しては、自分と関わりのない所しか興味がないと言うか、俺が聞きたいのは○○だけ的に言われると、イラっとする。とりあえず説明しないと、分かりづらいと思うから、言っているのに、せっかちなので、で、結論はとか、まどろっこしいと言ってくると、うんざりする。

 

自分の話は全部聞いて欲しいけど、私の話は必要な部分のみって……。別にいいけどさ。揉めると厄介なので、スルーするしかない。言い返すと、百倍返しに合うしね。もうわからずやの、我儘な一人っ子だと、諦めるしかないのかな。それでも、私を必要としてくれて、一緒にいることを楽しいと思ってくれるので……。

 

彼に言わせると、俺も我慢している、譲っている、優しくしているってことになるようで。ただ、忘年会の話になって、そんな嫌われているチーフを誘わなければいいじゃないと言われたのには、唖然。分かっていないなと思う。ただ、彼的には、皆がそれほど嫌っているならば、なんで誘うのかと思うみたいで。だから、大人の対応と言っているじゃない。そこで言い争う気もないけど、私の考えが絶対に正しいとも思わないけど……、とにかく尽く考え方が違うようで。

 

当たり前だね。

 

それでいい。

 

一緒にいて、楽しいのは事実だから。面倒臭いけど、愛おしい。同級生じゃなければ、なかった。それは、彼もかもしれない。

 

 

帰りの車で、イルミネーションの話になった。素直に嬉しい。西武遊園地も奇麗だよねという話までしたけど。一緒に行ければ、どこでもいい。そんな感情、忘れていたもの。

 

酔いも回ってきたので、寝ますか。