<2017.12.17>

 

ここまで来てます。

 

夜、スマホがけたたましく鳴り、出てみると溝田さんからでした。

あまりに寒いので心配して電話をかけて来てくれたのです。

翌日僕が行こうとしている祖谷渓(いやだに)は標高が高く路面も凍りやすいので無理をしないようにということです。

 

朝です。

青の1号のカーテンを開け外を見てみると

・・・

暗がりの中、隣の車の屋根が白くなっています。

 

しばらくして外に出てみると、

うっすらと雪が積もっています。

 

僕が祖谷渓に興味を持ったのはもう10年以上も前のことです。

徳島県の広報誌が突然会社の僕のところに送られてきたので何気なく目を通していたのですが、その中の一つの記事が妙に気になったのです。

それは祖谷渓に惹かれ、古民家を改修して住んでしまったある外国人の記事でした。

今、徳島県のHPを見たら出ていました。

これが、米国人の建築家でもあり東洋文化研究者のアレックス・カーさんがプロデュースした

「篪庵(ちいおり)」

です。

「篪(ち)」は竹の笛という意味を持つ古い漢字。

そして「庵(いおり)」は草屋根の小屋を意味します。

その時から一度祖谷渓を訪れてこの建物を見てみたいと思っていたのです。

 

幸い祖谷渓には四国に2つしかない混浴温泉の一つ、ホテルかづら橋があったのでラッキーと思っていたのですが

・・・

この雪はちょっとヤバイのではないかと。

そこで、ホテルに電話をして聞いてみると、

除雪車が入り融雪剤をまいてるが冬装備でないと危ない

とのことです。

残念ですが、また行く機会もあるでしょう。

 

ということで四国混浴温泉の残りの一つ、香川県琴平町にあるこんぴら温泉に向かうことにします。


本当は青色の438号線の方が近いのですが、どうやら途中で通行止めになっているようなので32号線で行くことにします。

 

吉野川を左手に見ながら

上流に向かって進んでいき、東みよし町から山の中に入り

・・・

道路脇やら屋根にはまだ雪が積もっています。

 

道の駅 たからだの里に寄り

おお、イノシシの肉発見です。

冷凍して売ってます。

 

琴平町の街中にある、こんぴら温泉湯元八千代に到着です。

むむ

・・・

玄関先に工事人の姿が

・・・

いやな予感です。

入っていくと、オジサンが一言。

風呂ですか?改装中で一週間お休みですよ。

あらららら

何という不運でしょうか。

四国の混浴はこれで全滅です。

 

 

ここまで来たら、こんぴらさんにでも行ってみようかと。

ところで、こんぴらさん、って何?

♪金毘羅船々追い手に帆かけてしゅらしゅしゅしゅ~

という歌は知ってるけど、全然知識がありません。

まあとにかく行ってみればわかるでしょうと

・・・

 

両脇に土産物屋がずらりと並ぶ緩やかな坂道を

上って行ったのですが、やがて階段が現れ

なんの、なんのと2段飛ばしでピョンピョン飛び跳ねながら上っていくと

ありゃ、まだ階段あるの

・・・

 

ふう、ようやく終点のようです。

でも、さらに奥があります。

げげげ、まだ階段が。

ふう、今度こそ到着でしょう。

あれ?向こうに階段が。

いつになったら終わるんでしょうか。

上から見るとこんな感じです。

こんどこそようやく到着です。

 

これが本殿?です。

あららら、こんなに上って来ちゃったんですね。

 

昨日溝田さんと鍛冶が峰に上って時には、溝田さんがノルディックウォーキング用のポールを貸してくれたのですが、今日はないので下りで膝をちょっと痛めてしまいました。

結局、こんぴらさんとは、金刀比羅宮という神社だったんですね。

何となくそんな感じがしてましたけど

・・・

知りませんでした。

無知です。

 

ということで、今夜の夕食は

ぼたん鍋(猪鍋)です。

 

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