<2017.11.28>

 

窓の外は

・・・

真っ白です。

昨日の朝はこんな感じだったのに。

朝日に照らされる富士山と青の1号です。

富士山は何度見ても飽きません。

 

犬を散歩に連れてきたおじいさんに、

静岡の人は毎日富士山を見て飽きないんですか

と聞いてみたら、

いつも眺めてるわけでもないけど綺麗な時にはずっと見てますよ

と言ってました。

 

小高い丘の上からの景色です。

清々しい景色です。

 

 

今日の目的地は、富士山静岡空港です。

5月にサッポロビール園で札幌の静岡県人会があって、

もっと静岡空港を使ってくださいな

という趣旨で空港関係者と県庁の人たちが静岡から来ていたのですが、

県人会の出席者が20人程なのに、関係者の方たちも20名(うち県庁関係者は約半数)

・・・

20人にPRするために静岡から20人が出てくるんかい!

他にも用事があったらしいのですがメインはこちらだそうで

・・・

民間企業ならこんな出張は許されませんが

・・・

ニッポンは役人天国です。

 

空港の周りには一面のお茶畑が広がっていました。

プロペラみたいなものが無数に立っているので、一瞬風力発電かなと思ったのですが、霜を避けるための防霜(ぼうそう)ファンですね。

 

 

 

さて、日本一周混浴露天風呂の旅、第1ラウンド終了です。

出発する前に、

夏とは違ってけっこうしんどい旅になるんではないか

と、ある程度覚悟をして臨んだ旅でした。

冬の寒さ、日照時間の短さ、キャンプ場・道路の閉鎖、そして寂しさです。

 

せっかく旅に出たはいいけど厳しいものになるのかも知れないな。そう思いながら11月1日に札幌を出発したのです。

実際旅に出てみると、厳しいとまではいきませんでしたが、ほぼ想像していた通りの旅になりました。

ただ、確かに夏のギラギラ太陽の下での明るい雰囲気の旅ではありませんでしたが、晩秋あるいは初冬のニッポンの沁みわたるような情緒のようなものをわずかではありますが味わえたのかなと思っています。

でも、やっぱ寂しいぞ。

 

夏には窓から見える風景を眺めながら飲む酒が楽しみの一つだったのですが、今回は夕食時には真っ暗です。

しかも、広い駐車スペースの一番隅に青の1号がただ1台停まっているだけ、というシーンが何度もありました。

それが毎日続くと人の声が聴きたくなります。

今回失敗したなと思うことはテレビを置いてきてしまったこと。

夕暮れ時に水戸黄門でも観れば・・・少しでも寂しさが紛れるのではないかと。

 

代わりにラジオを聞いていました。

もちろんradikoでSTVです

・・・

ただ北海道と違いWimaxが通じるところが多かったので、そういう場所ではタブレットでテレビを観ていました。

 

そして日本列島の縦の長さをしみじみと感じた旅でもあります。

東北は晩秋あるいは初冬でしたが、関東に入り、そして静岡まで来ると季節は秋というよりも北海道の夏の終わりのような気候でした。

そうなると不思議なもので旅のトーンもやや明るいものに変わってきました。

 

ということで、静岡空港に戻るときにテレビをもって行こうと思い、登山用ザックに入れようと頑張ったのですが、

微妙に入らん。

 

<お知らせ>

全国秘宝館巡りの旅に出ました。

青の風に吹かれて」もお楽しみください。

 

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