<2017.9.21>

 

夜明け前の夷王山キャンプ場です。

 

東の空がどんどん明るくなり、風車群の背後から新しい太陽が昇ります。

 

朝日に輝くキャンプ場の全景です。

 

結局昨夜ここに泊まったのは神戸ナンバーのハイエース(手前)と青の1号の2台だけでした。

それにしても、風車の風切り音は結構すごいですね。

ブンブン唸ってました。

 

快晴の1日になりそうです。風車の向こうに奥尻島が見えます。

 

空気がキラキラと輝いています。

 

青の1号は今日も元気です。

 

海岸から見る江差町です。

 

そういえば、昨日帆船らしきものが遠くから見えたのですが、

 

開陽丸だったんですね(復元したもの)。

そうか江差沖で沈んだんですね。

ここは海の駅として観光地になっているようです。

 

 

追分ソーランラインと呼ばれる国道229号線を熊石町で右折して国道277号線に入り、八雲町方向に10分ほど走ると明治初年から経営しているという見市温泉があります。

今日の目的はここではありません。

この温泉の近くにグーグルMAPにも載っていない秘湯があるらしいのですが

・・・

その入り口がわかりません。

277号線沿いのどこかのダート道を入っていくらしいのですが

・・・

ここか?

家みたいのが見えますが普通の家でした。

その脇を熊が気になりながらもどんどん入っていくと、

通行止めになってますが

右端からすり抜け

・・・

ん?

見市二股林道と書いてあります。

なんか違うような。

 

じゃ、ここはどーだ。

青の1号をダート道の中に入れると、

ちょっとこの先車は危険そうです。

 

ぐじゃぐじゃの道を歩いていくと、

どんどん川の方に下っていきます。

濁流が流れたような急こう配の跡をなおも下っていくと、

おお、右側に二股らぢうむ温泉で見たような温泉湯華のドームのようなものが見えます。

ここに間違いありません。

 

そして、川べりに浴槽らしきものが見えます。

そうです。

ここが温泉マニアの間で名高いという秘湯・見市川温泉河原の湯です。

 

さっそく全裸になり

・・・

どーりゃああ

ざぶん

おお、いい湯ですぜ。

ちょっと浅いけど。

 

湯船ビューです。

見市川のオゾンが満ち満ちてます。

見上げると温泉湯華のドームが良く見えます。

これは名湯じゃないですか。

ちなみにぬかるんだ泥に足跡が一つもなかったので少なくともこの2-3日の間には誰も訪れていないと思います。

 

 

さて、次も評判が高い熊石の平田内温泉熊の湯です。

熊の湯

・・・

といえば知床ラウスを思い出します。

あの熱湯地獄です。

水でうめようとすると地元漁師さんに

おんどりゃあ!なにすんじゃ!

と怒鳴られるという恐怖の温泉です。

羅臼VS熊石

どちらに軍配が上がるんでしょうか。

 

見市温泉とは直線距離で3kmほどですが一度海岸線に出て少し走り再び山の中に入っていきます。

 

こんな山の中を走っていくと、

え?こんな山の中に?

と思うような広い駐車スペースがあります。

そんなに多くの車が押し掛けるんでしょうか。

でも今は停まっている車は他にはありません。

この先が熊の湯です。

 

おお、あれだ!

道路から下に見えます。

そして、左側でシューシューと凄い音を立てて湯気が吹き上げてます。

これは期待できますぜ。

 

濁って中が全く見えませんが

・・・

深いのやら浅いのやら

・・・

どーりゃ、

どっぼん

・・・

え?

これって温泉

・・・

ですか?

同じフレーズを昨日も書いたような気が

・・・

そうです。

昨日の湯ノ岱温泉河川敷の湯に負けず劣らず

・・・

ぬるすぎ!

やる気がまったく感じられません。

温泉としてのプライドというものはないんでしょうか。

 

ということで、

熊の湯勝負は

・・・

知床の圧勝です。

 

 

今日の宿泊は、道の駅てっくいランド大成です。

 

道路を渡ると目の前はきれいな海水浴場です。

シーズン中はたいへんな賑わいらしいのですが、

♪今はもう秋、誰もいない海

です。

 

そして夕方。

60男が一人寂しく夕陽を眺めているのでありました。

じゃんじゃん。

 

<お知らせ>

全国秘宝館巡りの旅に出ました。

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