<2017.9.14>

 

天気予報は雨

・・・

ですが、とっても気持ちのいい朝です。

 

今日行く予定の長万部方面が良く見えます。

 

この気持ちのいい豊浦海浜公園キャンプ場に泊まっているのは僕たちだけです。

もう完全にシーズンオフです。

 

さて今日の目的地は

・・・

今回僕が決めた混浴露天のルールである入浴料500円以下を大きく上回る温泉です。

なんと日帰り入浴料金が1,100円と道内ではトップです、たぶん。

その温泉とは

・・・

長万部町の

二股らぢうむ温泉です。

ルールを破ってまで何故いくのか。

もちろん、純度の高い鉱泉水の湧出によって形成された温泉湯華の巨大ドームが世界広しと言えど、アメリカのイエローストーンのマンモス温泉郡とこの二股らぢうむ温泉の2カ所だけという大変貴重な温泉だからという理由もありますが、

以前ここを経営していた三和ファイナンス(2008年に破産申し立て)の社長と何度か会ったことがあるのです。

確か2005年ころだと思うのですが、仕事の関係で三和ファイナンスの本社を訪れてだだっ広い社長室でいろいろな話を聞いたのですが、そのときにこのラジウム温泉の話も聞いた記憶があるのです。

その時に、

いつかは行かねば

と思ったような思わなかったような。

 

まあ、そんな縁もあり行くことにしたのですが、もう一つ気になることがあります。

この温泉の口コミでたいてい出てくるのは、

温泉は一流だけど従業員の接客態度が最低

というフレーズです。

もし本当にそうなら面と向かって言ってやろうと思います。

態度が悪いっていう評判は本当だったんですね、わははははは

と。

 

 

車の気配がまるで感じられないこんな田舎道を

山奥に向かって走っていくと、

やがてセンターラインが無くなり、

さらに、車1台が通れるほどの狭い道路になります。

 

そして、山の中にまさに忽然と現れるのが二股らぢうむ温泉です。

でも想像していたよりだいぶ立派な建物です。

 

なんと自動販売機です。

1,100円のチケを買い、チラっと見ると向こうに受付の「おばさん」がこっちを睨んでいます。

ははあ、なるほど。

あの方なのか、評判が悪いのは。

 

おばさんに恐る恐る

・・・

チケを渡すと

・・・

不機嫌そうに無言で受け取るや否や、

そのチケットをクシャクシャと丸め、

ポイッと僕たちの方に投げ返す

・・・

のかな、

と思いきや、

・・・

笑顔を交えながら丁寧に館内の説明をしてくれました。

なんだ態度いいじゃん!

拍子抜けです。

思い返せば態度が悪いと評判だったのは「おじさん」だったわけで、

想像するにあまりのクチコミの評判の悪さにクビになったんでないかと。

 

 

混浴露天です。

そして、向こうに見えるのが

世界に二つしかないと言われている温泉湯華の巨大ドームです。

 

温泉は泥のように濁っていて、昨日擦りむいた足の甲のあたりがヒリヒリと痛みます。

何気に何か

・・・

わかりませんが

・・・

効きそうな感じがプンプンします。

今日も混浴に男一人きりです。

 

すると、窓から札幌の北区から来たという人妻が顔を出し

・・・

女湯に3人いるんだけど、男のヒトがいるんで混浴には行かないみたいよ

と教えてくれました。

うーむ

・・・

日本の女性はいつからこんなヤワになってしまったんでしょうか。

たまには、

男の人がいたっていいでしょ。

減るもんじゃなし。

いくわよ。

どりゃー、ザッブーン!

もしくは、

恥ずかしいけど

・・・

入っちゃおっと。

いやん、えっちぃ。

ちゃぽん。

みたいな話のわかる潔い大和撫子はいないんでしょうか。

 

 

それにしても気になります。

あちこちにこんな注意書きがペタペタと張ってあります。

経営者は張り紙好きなんでしょうか。

昔の雀荘みたいです。

「九蓮宝燈」とか「国士無双」とかならわかりますが

・・・

意味がよくわからないのがこれです。

環境に悪いので無駄なアイドリングはやめましょう、ということなんでしょうけど

・・・

(走ると同時にかける)

って

・・・

なんでしょうか。

というか

・・・

無理でしょ。

かけると同時に走る

ならまだわかるけど。

 

 

この温泉が様々な症状に効くことを証明する一つが、

長湯をしても手の指が絶対にシワシワにならないこと

らしいです。

そこで、長湯をした妻の指先を見てみると

・・・

おお、少ししかシワになっていない!

・・・

でも少しはシワになってるわけで

・・・

完ぺきではないのでは

・・・

と疑ったのですが、

・・・

数時間後に妻の指を見るとまだシワがありました。

なんとあのシワは高齢によるものだったのです。

二股らぢうむ温泉恐るべし。

 

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