<2017.8.31>

 

然別峡野営場にいます。

 

テントサイトを抜けると

すぐそこが

鹿の湯です。

 

あー、いい湯だぜ、だんな。

そして、このすぐ上にあるのが、

夫婦の湯です。

熱そうです。

 

いやいや、なんの、知床の熊の湯で鍛えたこの体です。

どーりゃ!

ふー、熱いけど

・・・

いー湯だぜ。

 

おや、その先にもうひとつ発見です。

これはかなり熱そうです。

いやいや、なんの。

こんなのにビビってたら熊の湯仲間(なんていないけど)に笑われます。

 

どりゃぁ!

あちちちちちちちちち

ダメです。

熊の湯同好会でも太刀打ちできません。

猿人類がこれに入るのは不可能でしょう。

 

それにしても、なんという一人芝居なんでしょうか。

むなしいです。

誰か来てくれい。

 

 

 

さて、ここまでの混浴露天はいわば然別峡温泉の入門編です。

これからが本番になります。

然別峡にはこの他に

  • テムジンの湯
  • 崖下の湯
  • チニカの湯
  • メノコの湯
  • シリオバの湯
  • ダム下の湯
  • ピラの湯

といった錚々たる混浴露天があるのです。

 

ところがです。

困ったことにこの温泉群は、昨日紹介したあの通行止め看板の

向こう側にあるわけです。

つまり薫別温泉と同様、

混浴露天でオネーちゃんに会いたきゃ熊街道を歩いてきな

ということになるのです。

(注)たぶんオネーちゃんはいません。

 

ということで、予告でお知らせした通り、あの謎のテレビマンから

もらったこの熊撃退スプレーの登場となるわけです。

ぱちぱちぱち。

 

まずは、使い方をよく読んで、

・・・

ところどころ見えんぞ。

まあ、とにかくこのヒモの付いた安全装置を外して

熊目がけて、プシューとやればいいわけで

・・・

距離は6m~9mか。

案外近いね。

ということは、

9mで噴射したら熊が

ふふふ

と1m後ずさりして避けたら効かないのか

・・・

そして、噴射時間は5秒~7秒ね。

ふむふむ。

試しに噴射してみようと思ったけど、ここで3秒使っちゃうと下手すりゃ残り2秒だな。

やめとこ

・・・

キンチョールくらいの大きさにすれば30秒くらい出るんじゃね

・・・

などと予習をしてさあ出発です。

でも、この熊スプレーで撃退したヒトっているんでしょうか。

聞いたことないぞ。

 

こんな道を進んでいきますが、

あのカムイワッカの悪夢

が頭をよぎります。

 

その時です。

ふと、あの夜の会話が思い出されたのです。

買ってからだいぶ経つんで出ないかもしれない

というようなことを確か言ってたような

・・・

賞味期限はいつだ!(←賞味はしません)

見てみると、

3年後に買いかえろ、と書いてあるじゃないですか。

 

いつだ、買ったのは。

製造年月は缶の底に表示

とあります。

これです。

DATE↓とあるのですが、文字がほとんど消えてて読めません。

それでも目を細めてじーっと見ると、かすかながらに

04-20×6

と、書いてあるのですが、×のところがどうしても読めません。

・・・

だと2026年になっちゃうので、

・・・

2016年4月

2006年4月

だろうな、フツーに考えれば。

でも彼の言葉からするとおそらく

2006年4月でしょう。

11年前か

・・・

というわけで薫別温泉に引き続き今回も撤退です。

とほほ。

 

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