<2017.8.24>

 

全国で一番広い町、足寄町に来ています。

 

雨も降っているし、足寄の街のど真ん中にある道の駅・あしょろ銀河ホール21に泊まろうかとも思いましたが、

 

♪果てしない大空と

 白い大地のその中で

 ・・・

 

耳に憑きそうです、松山の歌が。

ずっとかかってます。

・・・

松山だらけです。

まあ、足寄の英雄だからしょうがないですけど。

 

それにしても、Wimax通じません。

足寄の町でも。

偉大なミュージシャン松山千春を輩出した町なのに、それが通じないとは。

松山も怒るぞ。

ということで同じ足寄の道の駅でも、道の駅・足寄湖の方へ。

 

 

到着です。

もしかしてこの道の駅って日本一なんじゃないでしょうか(←何故か日本一にこだわる僕)。

日本一空いてるっていう。

夕方6時前なんですが、一台も止まっていません。

青の1号以外には。

無人駅は知ってるけど、無人道の駅ってあるんですね。

他にもけっこうあるんでしょうか。

 

この寂しい道の駅に一人で泊まり

・・・

目が覚めても一台も停まっていません。

 

昨夜のちゃんこ鍋の残りで、タマゴを二ヶも入れたおじやを作り、

ここから40分ほどの糠平温泉の混浴露天探訪へ出発です。

 

 

開業がなんと昭和6年という中村屋さんです。

昭和6年(1931年)というと、満州事変が勃発した年です。

何がスゴイって90年近くもこんな山の中で同じビジネスを続けているのがスゴイですね。

 

混浴露天です。

誰もいません。

撮影にはいいのですが、いとさみし。

でも、いい風呂です。

 

 

すぐ近くの、元祖湯元館です。

天才バカボンみたいに「元祖」がついてるのは他に湯元館があったのでしょうか。

 

ここも誰もいません。

さみしいです、とっても。


 

 

そして、糠平からさらに30分ほど奥地に行くと、ひっそりと世の中に忘れ去られたようにあるのが幌加温泉です。

その途中に昭和53年に廃止となった幌加駅がありました。

ホームの前には線路があるのですが、

すぐそこで消えてます。

一頃は350人ほどが住んでいたらしいのですが

・・・

寂しさが身に沁みます。

 

幌加温泉です。

露天風呂あります

の→方向に向かっていくと、

ありました。

風情があります

・・・

風情があるけどお湯がありません。

 

ブログネタにするために、全裸になって入ってしまおうかと一瞬思いましたが

・・・

60男のすることじゃないな、

と止めました。

でも、もしやってて誰かが来たら通報されてますよね。

完全に変態だもんな。

 

 

一軒だけ営業を続けている鹿の谷です。

 

青の1号を降りると、ちょうど温泉から出てきたらしい男性二人組がいて、

いやー、熱くて入れないっすよ。

内風呂の一番ぬるいのにかろうじて入れるくらいっす

というアドバイスが。

なんの、なんの、南野陽子です。

熊の湯の熱湯地獄から無事帰還したワタクシを誰だと思っているのだ。

たかが鹿でしょ。

あっちは熊だかんね。

 

青の1号を珍しそうに眺めるネコがいる受付で500円を払い、

廊下を渡っていくと、若い女性の笑い声が聞こえてきます。

いえ

・・・

幻聴なんかではありません。

期待できそうです。

 

まず、内風呂があり、

ここで振り向くと、

右のドアから男性が、左のドアから女性が入ってくる仕掛けに

・・・

なっているのですが

・・・

左側のドアをジーッと

開けゴマ!

と念じながらしばし見ていたのですが

・・・

60男がやることではないなと気付き、

激アツだという

露天へ。

 

おお、いい雰囲気じゃないですか。

ね、いい感じでしょ。

 

とっても熱いらしい湯の中に一歩足を踏み入れると

・・・

ん?

まあ、確かに熱くはありますが、騒ぐほどのものではありません。

ちょっと慣れれば、

いい湯じゃないですか。

さっきの二人組は何だったんでしょうか。

あまりに根性なさすぎです。

 

ところが、内風呂に戻ろうとすると露天の入り口でオジさんとすれ違ったのですが

・・・

数分したらすぐ戻ってきて、

熱くて入れんわー

・・・

やはり、僕の体が熊の湯仕様になっているようです。

 

<追記>

帰り際に女性ライダーが駐車場で荷造りをしてました。

あと30分早く出発すればよかったぜ。

 

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