<2017.8.20>

 

熊ごときにビビりやがって。

もう一度カムイワッカに行く根性はないんかい

 

というコメントを仮名さんからいただきましたが

・・・

人生すべてやり切ってしまうことも大切ですが、やり残す人生があってもいいのではないかと。

そうすれば、またいつかチャレンジできる日を夢見て明日を生きられるじゃないですか

・・・

今日はどうしたんでしょうか。

いつもとトーンが違うぞ。

さては、何かいいことがあったのでしょうか。

ふふふ。

 

 

 

珍しく2日間も滞在してしまったウトロを離れ、知床半島の逆側の羅臼に向かいます。

 

知床峠です。

知床連山に新しい陽が昇ってこようとしています。

遠くに雲海が見えているのですがカメラにはよく映っていませんでした。

 

 

最初の混浴露天は「北の国」からでも登場した瀬石温泉です。

干潮時には温泉として入れるのですが、潮が満ちてくると海の中に沈んでしまう珍しい温泉です。

この日は大潮で干潮は朝7時30分。

あまり混むのもいやなんで7時過ぎに到着です。

 

すると駐車場にバイクが一台。

ポニーテールの若い女性ライダーが温泉の方に降りていきます

・・・

ふむふむ。

 

この温泉には浅い方と

深い方の

二つあります。

 

僕もすぐさまストーカーの如く彼女を追い

・・・

ソッコーで全裸になって岩場から眺めると、

彼女はどうやら深い方に入ってるようです。

うーむ

・・・

どっちへ入ったらいいのでしょうか。

彼女が入っている深い方に行くとただのスケベじーさんに疑われそうだし、

浅い方に行くと

自信がないのかなぁ

と思われそうだし

・・・

 

ちょっと迷いましたがあまり自信のない僕は浅い方の温泉へ。

早くも離れ離れです。

悲しい別れです。

 

しかーし。

やはりヒトは一人では生きていけない生き物なのですね。

やがて自然な成り行きで

・・・

一つの浴槽に。

 

僕「ふー、いい湯だよねえ、ちょっと熱いけど」

彼女「ほんとですね。最果ての温泉って感じですよね、うふふ♡」

といつしか寄り添う二人

・・・

 

えー、

・・・

あのさぁ。

山谷とか金山とかさぁ。

またデタラメ書きやがって

なんて思ってるでしょ、きみタチ。

でも、長い人生たまにはこんなことがあってもいーんじゃないの。

一生懸命働いてきたんだもんな。

 

いーか。

みてろよ。

見せてやっかんな。

これが、証拠写真だあ!

じゃん。

どーだぁ!

まいったか。

ハアハアハア

・・・

えーと、彼女は水着でですね、僕はすっぽんぽん。

いいんでしょうか、これって。

なんかの犯罪にはならないんでしょうか。

 

ただ、この写真だと60の変態じーさんが若い娘に、

じーさん「ほれ、近くに来て見てごらん」

娘「いやーん、えっちぃ。もう知らない、ぷん」

みたいなシーンに見えるかもしれませんがそんなことはありません。

僕の方で気を使って顔を映らないようにあっちを向いてもらっただけです。

 

いかん。

普段はあまり筆が進まないのに、スイスイと1023文字も書いてしまったぞ。

 

その後は若いライダーたちが続々と現れて楽しい混浴温泉となりました。

 

帰りにパチリ。

右が浅い方で、左が深い方です。

実は二人で入ってた時は、メチャ熱くて(たぶん45℃以上)足湯状態だったのですが、ここの所有者のオネーさんが水を入れて冷やしてくれたのです。

 

ということで、ささやかな感謝の気持ちでここで作っている「Oh!つまみこんぶ」(400円)を買って、

ここから1㎞先にある相泊温泉へ向かいます。

 

上から見たところ。

入ってるところ。

特段なにも変わったことはなかったのでスイスイ行っちゃいます。

なにせ瀬石温泉編で全精力使っちゃったもんで。

ただここは、正確に言うと今の時期は混浴露天ではありませんでした。

ウワサによると9月から混浴になるそうです。

 

 

そして、バイカーたちが皆さん噂してた、恐怖のバカアツ露天の熊の湯へ。

ラウスの町から知床峠の方に向かって5分ぐらいのところにあります。

その噂とは、

お湯が火傷するくらいに熱いのだけれど、水で冷やそうとすると地元の漁師さんが、

おんどれぁ、何すんじゃあ、怒

と烈火のごとく怒りまくるという噂です。

 

道路添いのこの橋を渡ると、

すぐに見えてきます。

ここは地元の有志の方々が毎朝すべてのお湯を抜いて清掃しているそうです。

マナーは大切です。

 

お湯は噂通り劇熱で、ちょっと足を入れただけで、

あちちちちち

とすぐ引っ込めてしまいました。

ただし、まだ地元の漁師さんが来てなかったので、観光客の方が漁師さんの気配がないか周りを確かめながら恐る恐る水でうめてました。

やはり噂は本当だったようです。

↑左のホースから水が出ている

 

ただここも正確には混浴ではありません。

女性が男湯に入ってくるのはOKで、逆はダメだそうです。

何故その逆にしないんでしょうか。

 

そして、今日の泊まりはここのすぐ前にある羅臼温泉野営場です。

 

<追記>

あの後女性ライダーからいただいたコメントです。

あれをきっかけに今でも遠距離恋愛が続いてます。

 

 

 

 

・・・

などということはありません。

 

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