<2017.8.17>

 

♪私の海を真っ赤に染めて 

 夕陽が血潮を流しているの

 あの夏の光と影は

 どこに行ってしまったの

 

と、47年前に

・・・

うっ、そんなに経つのか

・・・

石川セリが名作「八月の濡れた砂」の中で歌っていましたが、

「夏」という季節をどこに感じるかというと、もちろん光の強さもありますが、同時に生じる影の濃さです。

このコントラストが強ければ強いほど夏を感じるのです。

今日がまさにそういう一日でした。

 

名残惜しい白滝高原キャンプ場を後にし、

青空の下、一路東に向かいます。

 

ああ、なんて素晴らしい天気でしょうか。

世界がキラキラ光り輝いています。

 

そして、光が生む影。

 

トウキビ畑の脇を山の裾野に向かって伸びていく一本の道。

 

夏です。

北海道の夏です。

吹く風もさわやかです。

青の風です。

まさしく今、青の風に吹かれてます。

なんと心地良いのでしょうか。

至福の時です。


今日の予定は丸瀬布町のいこいの森オートキャンプ場です。

ナビで見るとわずか40分の距離ですが、ここを3時間かけて走ります。

 

 

道路わきにあった上白滝神社です。

奥の神社まで行こうとしましたが、すぐ向こうに線路があります。

そして、

危険!線路に入らないでください

の看板が。

ここに入って撮影すると、松本&早見になってしまいます。

不思議です。

線路内に入らないでどうやってあの神社まで行くんでしょうか。

googleの地図で見ても他に道はないし。

 

道路わきに、「日本一の芝コート13面」の看板が。

ゲートボール場のようですが・・・

何故か

「日本一」

という文字に体が反応してしまいます。

パブロフの犬のようです。

何故なんでしょうか。

このフレーズに過去に辛い何かがあってトラウマになってるんでしょうか。

いよっ、ニッポンイチ!

というダミ声も幻聴で聞こえてきます。

↑ほとんどの方が意味不明だと思いますが内輪ネタです。フルヤ大丈夫か・・・


 

 

丸瀬布いこいの森オートキャンプ場です。

寂しいです

 

それにしても、昨日の白滝高原キャンプ場はアジがあるところでした。

入場料は300円。

こんな感じの整備された林の中に車が入れられます。

まあこういうところは別にもあるのですが、たぶん全国でここだけではないかというスゴイ設備&システムがあります。

 

初め見たときロッジだと思ったんですが、

何だかわかるでしょうか。

 

まず、ここで薪割りをします。

今来ている丸瀬布のキャンプ場は薪を一束いくらかで売ってましたが

・・・

スモールです。

この白滝キャンプ場はそんな小さいことは言いません。

どんどん薪割ってね。タダですから

と、無料で薪割り放題です。

 

そして、割った薪をさっきのロッジ風の建物の裏手に運び、

4つあるカマドの一つに

火を付け薪を放り込みます。

 

ロッジ正面に近寄るとこうなってます。

準備中と書いてある4つのうちの一つのドアを開けると、

風呂場です。

しかも、

石川・・・五右衛門風呂です。

 

つまり、この建物は4つの浴室がある風呂場で、宿泊者は

勝手に薪を割って自分で風呂を沸かして入んな

というシステムになってるわけです。

何度でも入れてしかも300円の中に全部含まれてます。

なんというステキなキャンプ場なんでしょうか。

大阪から来たというおじさんはここが気に入ってもう何泊もしてるようです。

 

僕もしっかりと入らせていただきました。

しかも、薪なんか割らずに、火なんかつけずに

・・・

「準備中」と書いてる部屋を開けたら、いい湯加減の湯がたっぷり入ってたんで、そのまま入っちゃいました。

誰かがお湯を抜かないでそのまま帰ったみたいです。

まあ、銭湯なんてそんなもんだからいーよね。

 

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