<2017.8.16>

 

混浴露天第2弾は旭岳温泉岩の湯&ピラの湯です。

こんなワイルドな山歩きは、40年前の秋田の白神山地のヤブ漕ぎ以来かもしれません(←やや大げさ君です)。

*ヤブ漕ぎ:道無き藪の中をひたすら進んでいく人間のやる範囲を超える行為

 

 

旭岳ロープウエイの向かって右側の(間違って最初は左側に行ってしまった)入り口を霧雨が降る中、天女ヶ原湿原の方に向かって上っていきます。

 

最初はこんな木道ですが、

 

やがて普通の山道になり

 

二股の分かれ道に来るので、

 

太いホースが伸びている左側の道をホース沿いに進みます。

 

源泉からこのホースで下に温泉を運んでいるのでしょう。

どこまでもこのホースを追っていき、

こんなところをエイヤーとよじ登ると、沢に突き当たります。

 

このホースの上を伝って沢を渡るのか

・・・

ウソでしょ。沢には降りられないし。

 

ふと、左側を見ると、ヤブの彼方に何やら細い鉄の板らしきものが見えます。

 

一旦戻って、こんな小さな崖を登ると

 

おお、橋だ。

どうやら道を間違ったらしいです。

 

ここを渡ると、こんな感じのちょっと開けた場所に出るのですが

・・・

はてどっちに進んだらいいのやら。

 

たぶんほとんど人が入っていないので道が消えているのです。

ホースも見失いました。

それでも右側に踏み後らしきものを発見し、ヤブをかき分けながら進んでいくと、

 

おお、天国へ登っていく階段が如くドロドロの細い道が見えてきました。

左側にはロープが張ってあります。

 

右側は沢です。

 

そして、足元はこの通り。

グジャりんこです。

 

ここをロープを掴みながらよじ登り

・・・

すでに足元が熱いぞ。

温泉の道です。

 

またしてもこんな藪の中を進んでいくと(道など見えない)

 

おお!あれではないか。

なんか水たまりみたいのがあるぞ。

そうこれが、「岩の湯」です。

上から見ると、

こんな感じです。

なかなかよさげです。

 

そして、そのすぐ上に、

「ピラの湯」があります。

 

では、60男の入浴シーンです。

↓ピラの湯

 

↓岩の湯

ぬるい!

まだ上のピラの方が温かいのですが、30度くらいしかありません。

それに浅いし。

 

ということで、

・・・

ワイルドです。

お気軽にミニスカートとハイヒールなんかで

じゃあちょっとお風呂入ってきまーす

などと行っちゃいけません。

全身ぐじょぐじょになります。

 

だから、

美女とか熟女がいるかも

などというスケベ心で行っても出会う確率は0.1%以下でしょう。

 

でも、

あーおもしろかった。


 

 

ところで高速は走ったのか、このチキン野郎!

というコメントをいただきました。

実は今日走ってきました、イヤだって言ったのに。

ナビの設定を

高速道路は通らないからね

にしてあるのですが、旭岳から東川町に降り、白滝高原キャンプ場に向かったのですが、ナビが

高速に乗れや。早く乗れ、さっさと乗れや、ぐずぐずしてんじゃねえぞ、このチキン野郎

としつこく高速に乗らせようするのですよ。

何故かというとたぶん旭川から先の遠軽方面の高速は無料なのです。

着いたら後ろの小屋が無くなってたらどうしよう

と一抹の不安があったのですが、

タダだからじゃ一回乗ってみっか

と、上川あたりから乗ったのですが

・・・

最高速度が70㎞なので80-85kmくらいで走ったんですが、片道一車線で走りづらいし、すぐ後ろの車が接近してくるしで、途中の浮島ICで降りちゃいました。

でもちゃんと付いてました小屋の部分。

 

その後は一般道を行ったのですが、まあなんて快適なんでしょうか。

ほとんど独占状態でした。

↓上に見えるのが高速です。

山の中にこんな高速なんているんでしょうか。

ニッポンは裕福ですね。

 

ということで、今日の宿泊地は遠軽町の白滝高原キャンプ場です。

いいところです。


 

<追記>

今考えると、よくあんなヒグマの生息地みたいなところにひとりで行ったな、と

・・・

もう二度と行けません。

 

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