公務員を退職し、現在絶賛人生迷走中の私だが、

 

私が迷走に至るまでの生い立ちを記していこうと思う。

 

 

 

 

私は、小さいころから真面目な性格で、

長男だったこともあり、なにかと自己犠牲を払う頑張り屋、

そして完璧主義で、まわりの目を気にする性分である。

 

(こんな性格の奴は公務員になんてなるべきでないと、今となっては思う)

 

 

 

大学を卒業し、私は12年前に地方公務員の行政事務職として就職した。

 

 

 

当時は、右も左もわからず、公務員独特の言い回しもわからず

 

行政の仕組みもわからない、言うなれば0.1人前だった。

 

 

ただ、同僚や先輩はいい人ばかりで、しかもまだ若手だったこともあり

大きなミスもすることなく(小さいミスはいっぱいしたけど)、なんとか毎日を過ごしていた。

 

先に書いた性格もあって、

完璧主義→大きなミスが怖くて慎重に仕事を進めすぎていた。

     また、ミスがあってもバレるギリギリまで言えずにいた(ミスった自分を認めたくない)。

頑張り屋→わからないことを「わからない」と言えず、自分で時間をかけて調べていた

真面目で周りの目を気にする→何か気に障ることを言われても、愛想笑いでごまかす

 

「仕事って辛いなぁ」と日々考えていたのをよく覚えている。

 

 

 

きっと、学校の成績はかなり良い方だった(無駄に勉強だけはできた)し、

もともとの性格もあってか

 

「全部自分でなんとかしなきゃ」という、いわば強迫観念にかられていたのだろう。

 

そして、それでもなんとか乗り越えてこれてしまったが故に

変な自信と自己肯定感がついてしまったんだと感じている。

 

 

もちろん自信も自己肯定感も大事である。ないよりはある程度あった方が良い。

 

 

ただ、地方公務員の行政職は、そのキャリア上、3~4年に一度異動がある。

 

 

公務員をしている貴方はわかるだろうが、公務員の異動は異動ではない。

 

ほぼ、=転職である。

 

 

そりゃそうだ。

昨日まで、農業振興をしていたのに、今日から福祉をやれ、

と言われたって、なんのこっちゃわかるわけがない。

 

これは、ゼネラリスト育成方針の公務員の良い面でもあり、悪い面でもある。

 

良い面=色んな仕事に携われ、そのなかで自分に向いているもの、好きなものを知れる

悪い面=器用貧乏となり、専門的な知識が付かない。わからないことを毎度イチから学ぶ必要がある

 

 

私はきっと、業務遂行能力が伴わないのに、謎に自信だけがある井の中の蛙だった。

 

しかも、無駄に愛想だけはよかったので、上司には気に入られた。

気に入られたが故に、評価が実態以上に高くなってしまった。

 

評価が高いと、当然、いわゆる激務な部署に配属される。

配属ガチャ、大はずれだ。

 

これが私の人生迷走のきっかけとなるなんて、異動前の私は知る由もない。

 

 

私も例外なく、今年の4月にまったくの畑違いの、いわゆる激務部署に異動になった。

 

 

 

 

 

それが

 

私の人生迷走の始まりだった。

 

 「公務員」

 

 

 

その言葉からあなたはどんなイメージを持つだろうか。

 

 

「安定している」「人生安泰」「給料が高そう」「楽そう」...etc

 

 

 

 

半分正解で、半分不正解である。

 

このブログでは私の心のうちを赤裸々に書きたい、吐き出したいと思っているが

 

それは決して公務員批判ではなく、迷走している自分の心を整理するため

だということを理解していただきたい。

 

 

 「安定している」「人生安泰」

 

 

 

そのとおりだ。相当なやらかしがなければ、クビはない。

給料だって、何があっても未払いになることはない。

ボーナスも毎年そこそこの金額がきちんと出る。

 

 

 

まぁ、私は自らその安泰を捨てているのだから、世話もないが。

 

 

 

 「給料が高そう」

 

 

半分そのとおりだと思う。

 

公務員で働いていた時には気づかなかったが、辞めたあとの求職活動中(現在進行形)、

色んな求人を見ているが、給料の安さに驚いている。

 

 

X(旧twitter)では、民間の大手の給料に関するつぶやきが嫌でも目に入って、

 

「それと比べたら公務員は安いなぁ」なんて思っていたこともあるが、

 

 

 

現実は、案外高い方なのかもしれない。

 

 

 

 「楽そう」

 

 

これはもう、大嘘だ。

 

 

 

 

自分で言うのもアレだが、私はいわゆる「上司に高く評価される」側の人間だった。

 

自らの業務遂行能力が故ではなく、上司との仲の良さ、従順さが評価されたのだろう。

 

 

 

評価されるということは、いわゆる「激務部署」への配属が多くなる。

 

評価される人間ほど、忙しく、高ストレスな部署で働くことになり、

仕事をせず、またはできない人間ほど、まったりした部署で高い給料をもらえる。

 

これが公務員の実態なんだ、と私は私の公務員人生のなかで感じた。

 

 

 

結果、私は激務部署へ異動することになるのだが、これが私の迷走の始まりである。

 

 

 

 

 

自らの能力をはるかに超えた難易度の仕事

 

残業の嵐

 

厳しい上司

 

迫りくる締め切り

 

 

 

 

 

頑張った。

 

 

「なんとかしよう」

そう考えて、自分なりに頑張った。

 

 

でも次第に心が壊れ、身体が壊れ、頭が壊れ、

自分が自分でなくなっていく、そんな感触が日に日に強くなっていった。

 

 

 

そうして

 

 

 

 

 

私は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公務員を辞めた。