昨年から岬高校で校長を務めています。今年度、学校創立以来初めての海外研修を企画しました。4月末に交流相手校を訪問し、先方の校長先生と打合せをしてきました。この様子をレポートさせていただきます。
昨年度、5月に台湾の大湾高校の学生約30人が岬高校を訪れてくれて交流会を持ちました。また8月にはハンガリーからの若手教員が岬高校に来てお国紹介をしてくださいました。
ハンガリー若手日本語教員のみなさん
実は今年度は早々に、「今年はどういう予定になるのでしょうか?」、と、昨年 岬高校に交流依頼を持ちかけてくださった台湾総領事館(弁事処)と国際交流基金(中野先生です)にそれぞれ問い合わせをしてみました。
するとどちらも「今年もできたら交流を」とのご返事でした。特に台湾の方は交流を希望する相手校をお聞きして、4月26日の健康診断の代休を利用して打合せに行こうと思い立ちました。
今回のブログ記事は4月末の台湾訪問時の記録です。生徒のみなさんは登場しませんが、やがて岬高校にこの台湾の学校から学生さんたちがやってきますし、岬高校から何人かがこの学校を訪問することになるのです。
今年の交流相手校は台湾は台中の鹿港高校です(ルーガン高校と呼んでください)。
鹿港(ルーガン)高校の陳校長先生です。 受入れと
派遣の両方について打合せをしました。
ちょうど全校生徒が合唱コンクールをしていました。 いきなりこの舞台の上で中国語で挨拶をしました。
とても魅力的な学校でした。これまでこのブログで何度か私見を書かせていただきましたが、国際交流は学校同士が直接交流内容を話しあうことが何より大切です。今回の私の場合、早朝のピーチ便で関西空港を出発し、9:00に台北に到着し、13:00には台中を経由して鹿港に着いていました。15:00には陳校長先生と交流内容について合意していました。
また、岬高校内部では、ミドルリーダーの先生方が国際交流委員会を立ち上げてくれました。 これから交流参加希望者を募集していくことになると思います。 今の10代の若者たち全てに国際経験の機会を設けていくことはとても重要だと思っています。仕事や生活が日本国内だけで完結する時代ではありませんから。