今回のお話は直接ロシアとは関係がありません。
東京外国語大学留学生日本語教育センターで
日本語学習をされている世界各国から来た
国費留学生のうち延べ3名を我が家で受け入れ、
日本の学校事情を学ぶために私の勤務校である
直江津中等教育学校に
つれていったお話を書きます。
2010年の8月、東外大の先生から毎年
行っていたホームステイが実施不可能になり、
REX-NETを通じて少人数でもいいので
受け入れてもらえないかという依頼を
受けました。私ども夫婦は元REX教員であり、
子どもの国際理解教育にも最適だと思い、
2名の方の受け入れを承諾しました。
インドネシアから来たパトリシアさんと
ベトナムから来たクイーンさんです。
二人は8月の前半と後半の2回に分けて、
それぞれ3泊4日と4泊5日の日程で
我が家にホームステイしました。
後半のクイーンさんは日本の教育事情に
触れたいという希望から、私の勤務校に
連れて行き、私が担任をする前期課程
3年生クラス(通常の学校の中3)の
1日授業体験をしました。
直江津中等教育学校はBe an ACE
(Ambition, Contribution, Energy)を
スクールポリシーとする世界に羽ばたく
人材を育成することを校是としていますので、
大歓迎されました。生徒たちも異文化圏から
来た人に対して興味津々で、英語での
自己紹介、お国柄紹介は非常によく
聞いていました。お昼は生徒と共に義務教育の
代名詞的存在である給食を試しました。
クイーンさん自身にとっても、生徒たちに
とっても刺激的な、印象深い訪問となりました。
その1年半後、パトリシアさんが東大生となった
春休みを利用して、2012年3月半ばに1週間
我が家を再訪してくれました。初回の居心地が
よかったのか、うれしい再訪でした。
一番喜んだのは我が家の8歳と4歳の
やんちゃ坊主たちでした。2人ともいろんな遊び方
をして楽しませてくれました。この時も
1日だけではありましたが、直江津中等に
連れて行き、後期生の授業に出ました。
お昼の放送では前期生(中学課程)に
インドネシアの様子、直江津中等の生徒の様子、
東大のキャンパスライフなどをライブで語り、
流暢な日本語で生徒たちを驚かせました。
放課後は英語クラブに参加して、生徒と
語り合いました。お互いにとって刺激となる
良い体験でした。
英語圏に目が向きがちな生徒たちでしたが、
日本と同じアジアの国々からお客さんを
受け入れ、そちらにも目を向ける
良い機会となりました。
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