今回は
12年に渡って継続してきた
クリスマスカード・年賀状交換の中でも
ハイライト的な年であった
2006-2007年の出来事について書きます。
この年、
私は高田北城高校で
1年生の担任をしておりました。
自分の学年だから、
今までとは一味違うことが
できないだろうかと考え、
カード交換
プラス
日本紹介ポスターを
クラスごとに作成しました。
お題は次の通りです。
１－１
今の日本を代表する人
(雑誌等からの切り抜き集)、
１－２
お勧めの日本食、
１－３
47都道府県の代表的なもの
(食べ物、観光地など)、
１－４
ロシアをひと言で言えば？、
１－５
顔写真にニックネームとひと言集、
１－６
折り紙(柄付き)で鶴などを作成、
１－７
好きな漢字を折り紙に筆ペンで書く。
この年の
日露青年交流センターから
海洋大学への派遣者であった
今田さんから
大変なお骨折りをいただき、
北城高校の生徒たちの作品が
ふみの日(2月3日)から1週間の会期で
沿海州地方一と言われる
アルセイニエフ博物館
で展示されることになりました。
これは本当に大変な名誉なことであり、
私も訪露して開会式典に出席し、
スピーチをさせていただきました。
聴衆はほとんどが
ロシア人であったことを覚えています。
ウラジオストク総領事館からも
バックアップしていただき、
蒲原総領事(当時)からも
ご講演をいただきました。
総領事館の大きな任務の一つとして
文化交流を促進させる
ということがあるそうです。
カード交換に参加された
海洋国立大学、
極東国立総合大学東洋大学、
極東国立総合大学国際関係大学、
ウラジオストク経済サービス大、
極東国立工科大東洋語大学の
日本人教師たちとも
貴重な意見交換の場を設けることができました。
また、夜には総領事邸にて、
私を含めた日本語教師の
日ごろのご苦労を癒す意味で
晩餐にご招待いただきました。
一生に一回しかないであろう経験を
することができました。
ここで蒲原総領事と、
後ほど詳細については
ブログでご紹介することになる
行事のお約束を取り付けることができました。
次々と活動の輪が広がっていくのは、
前回の記事でも書きましたが
人の環のおかげです。
日露青年交流センター派遣の
今田さんのご尽力がなければ
こんな大規模な発表の場を
持つことはできなかったでしょうし、
総領事館のご理解がなければ
実現も不可能であったことでしょう。
感謝申し上げます。
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