CMづくりを取り入れた活動は、

わたしにとってははじめての試みでしたが、

CMという手法ってけっこういいのでは

と思うことがいくつかありました。

 

チューリップ黄仲間とアイディアを出しあい、

互いの考えをすりあわせながら

新しいものをつくりだす「協働」のプロセスを

 自然な流れで入れられる。

 

これはファシリテーターの近藤さんが言っていたことですが、


CMという自分たちがふだん目にして知っている わく組み

提示されることで、


「これからこんな感じのものをつくるんだ。自分たちで

つくりあげるんだ」というイメージや覚悟みたいなものを

もちやすくなる


ようです。

 

 

チューリップ赤ICTを、「使うことを前提」にではなく、

表現や創造、コミュニケーションに必要な意味あるツール

として取り入れることができる。

 

チューリップピンクCMは「だれかに伝える」ためにつくるもの。

コンセプトづくり、コピーづくり、構成、音楽選びなど

制作のすべての過程で、

なにを(だれに)伝えたいか

じゃあ、どうやったら伝わるか

を強く意識することになります。

そういう視点、思考、表現がきたえられます。

これって、外国語・日本語に関係なく、

コミュニケーションのキホンとなるものではないだろうか

と思います。

 

チューリップ紫さらに、CM被写体の人に見てもらったり、

ウェブなどに載せて発信していくことで、

仲間うちの達成感で終わらず、

実際に「自分たちの外の世界」につながっていく

こともできます。


 

今回はとくに、

「身近な気になる人」を題材にしてCMをつくったこと、

被写体の方たちをご招待して上映会をするというゴールがあったことで、

生徒にとってリアリティがあり、モティベーションが高まる活動に

なったのではと思います。

 

年間をとおして取り組んでいる実践研究の

「沖縄、台湾、大阪の三つの地域のつながりのよさ、

豊かさを、それぞれの地元の人たちに伝える」CMをつくるという

テーマ設定は、「人」CMにくらべると、高校生にとって

いまひとつリアリティに欠けるものだったのではと反省しています。

 

今後も、近藤さんのような教育以外の分野の(でも教育に関心の

ある)
専門家の方や、学校の先生がたといっしょに

協働のプロセスを生み出すプログラムを試行錯誤しながらつくったり

深めたりしていきたいと思います。

 

 

今週後半から沖縄に行ってまいります飛行機


「人CM」ワークショップを含む1年間の実践研究

(「異なる背景をもつ同世代とコミュニケーションする力、

協働する力およびICTリテラシーの育成をめざした

外国語教育のモデルづくり」)

総括作業のための合宿です!

 

一年間を俯瞰できたところで、また今回の実践研究のことも

みなさんと共有させていただけたらと思っています。

 


ということで、ブログ執筆は次のREX-NETメンバーに

バトンタッチです走る人


 

みなさま、ここまで読んでいただき、ありがとうございましたニコニコ

 


室中 直美

公益財団法人国際文化フォーラム



 

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