私を大きくさせた食べ物の話を続けます(笑)
NY周辺には所謂ファミレスというのは数が少なく(かわりにダイナーという種類のレストランがあります)、日本と同じデニーズなんかも郊外にいくとあったりしますが、マンハッタンの中はもっぱら小さい個人経営のお店が軒を連ねています。しかもNYのお店は家賃が高く競争率が高いので、評判がよくないと数ヶ月でつぶれてしまうので、NYで長く生き残っているお店は味やサービスが優秀なお店だといえます。それこそマンハッタンを探せば、世界中のおいしい物を食べることができると言えるでしょう。私も滞在中、イタリアン、和食、コリアン、スパニッシュ、ベトナム料理、トルコ料理、インド料理、イラン料理などなど、たくさんのお店を開拓して喜んでいました。とくにお気に入りのイタリアンと焼き鳥屋は、友人がNYに訪ねてくると必ず連れて行くほどで、日本からのお客さんには絶品イタリアン(Bella Via 47-46 Vernon Blvd., Long Island City, NY)、アメリカ国内に住む日本人とはサッポロクラシック(ビールです)を出す焼き鳥屋(焼き鳥鳥人 251 W. 55th St.)さんによく通っていました。
それでも私がいた2005年前後には、唯一まだおいしいラーメン屋
が無く、あるのは「笑点」で時々話題になる木久蔵ラーメンをおいている「めんちゃんこ亭」(131E. 45th St.)くらいでしたが、数年前からのNYでのラーメンブームに乗って、昨年あたりはおいしいラーメンはマンハッタンでも並んで食べるものになっているみたいです。
NYにも食べ物のブームがあって、一昨年NYに行った時にはスペイン(またはイタリア系)のお店でタパスといって小皿料理をたくさん注文して飲むのがはやっていました。今年あたりは何がはやっているんでしょうね?
ここでNYで観光客がおいしいお店を探す秘訣をお教えします。それはガイドブックだけに頼らず、混んでいるお店に入ること。NYの人たちはおいしい物をちゃんと知っていますから、安くておいしいお店は必ず混んでいます。外から見て食事時なのにがらがらのお店はやめて、人がたくさん入っているところに入って、お店の人にオススメを聞きましょう。みんな親切に教えてくれますし、ちょうど英会話の練習にもなっていいと思います。
ただしNYで食事をする時には量と値段に気をつけましょう。NYで出される食べ物の量は大抵、日本の3~4割増しくらいはある気がします。値段もそれなりです。しかもNYは消費税8.375%に加え、チップも税額の倍置いていくのが目安ですから、注文した金額の25%位は上乗せになります。
オレンジジュースのグラスはあくまでも普通の大きさです。念のため
写真はあるお店での朝食ですが、後ろにあるオレンジジュースのグラスと比較すると、かなりの量になっていることがわかってもらえるでしょうか?最初は多すぎていつも頼んだ物を残していた私ですが(そしてあまりの量の多さにしょっちゅう食べ物の写真を撮り続けていました)、次第にたくさん食べられるようになって、ついには完食できるようになります。恐ろしいですね~!!日本に帰ってきた時には、レストランでの料理の量の少なさに驚き、驚いた自分にまた驚きました(笑)人間って年齢を重ねてもちゃんと成長するんですね(笑)
そういえば最近、現在の勤務校の新入生達が、私のことを日本人ではなく、ハワイかフィリピンのハーフだと思っていたと聞いて、大笑いしました。彼女たちは「英語が上手に聞こえたから…」と素晴らしいフォローをしてくれていましたが、一番の理由はアメリカで成長した体格のせいに違いありません。