海外研修を企画する際

安全対策を講じるにはどうすれはいいか

実はその答えは前回とほぼ同じで

 

旅行会社を頼らずに、交流相手校に直接依頼することです

 

これは、そんなに大それた内容の依頼ではありません

こちらの準備として 最低限の旅行保険に加入しておき

医療費用等の負担がホストファミリーにかかることが無いようにしておいた上で

ただ一言

「保険には入っておくので、ホームステイ中に風邪をひいたり怪我をしたりした場合ホストファミリーに面倒を見てもらいたい」

と 当然のことを念を押しておくだけなのです

 

REX派遣期間 私の家族が住んだ家 何人かの日本人旅行者を泊めました   熱を出せば病院に連れて行ってあげるのは当然でした。)

 

ホストファミリーにとって それは言わずもがなの 当然のことなのです

家族として受け入れた生徒の健康管理は

必ず責任をもってしてくれるのです

 

大事なことは、旅行社がお金で募集したホストファミリーではなく

学校が紹介してくれたホストファミリーであることなのです

 

2007年 10年ぶりの豪州訪問の際 かつての同僚のベスの家に泊めてもらいました)

 

これも大きなポイントです

長期であれ短期であれ 留学生のホストファミリーへの不満やトラブルの多くは

謝金のためにホストファミリーを引き受けた家庭のケースに発生するのです

 

それに対して 交流相手校が、自校や地域からホストファミリーを募ってくれた場合

その家庭に同年代の子どもがいて

自分の子どもの友人として、また自分の家の子どもとして 引き受けてくれるので 

安心して全てをあずければいいだけなのです

 

旅行業者さんはよく、添乗員や看護婦さんをつけることを提案します

それは費用がかさむだけで 

良きホストファミリーのホスピタリティに及ぶはずがありません

 

(ホストファミリー)

 

交流相手校と直接交渉し 人間関係を深めることが 全てのポイントなのです