「ピカチュー!」
「擬態語に由来する名前はどうかなぁ。
そんな名前をもった子どもの将来が。
でも好きな芸能人と
同じ名前をつける人はいるなぁ。」
案の定、出るわ出るわ
「fire」「storm」
「thunder」「dark power」...
「忌まわしいものは将来を案じて使わない。
竜はいいけど蛇はつけないなぁ。」
「でもシブーヤセンセー、
火はなぜ忌まわしい?」
「え?火は恐くないの?」
「だって神聖なものでしょ。」
「う~ん。神聖なものか。
神は使わないし、火も使わないなぁ。
聖は使われている。」
「peaceful snake? 蛇がpeaceful?」
「センセー、おかしいですか?」
「君の文化では蛇と平和はコネクトするんだな。」
「えぇ。」
「銀の龍」
「確かに勇ましいけどね、
中華料理店の名前にならふさわしいと思う。」
「アイロニック...」
「自分の子どもに皮肉ってつける親が?」
などなど。
3割くらいは、思いつきやすいもので
「skillful」 巧?
「graceful」 雅子?
「quick and fast」 俊介?
「gifted」 優子?
「happy」 喜子?
「spirit」 聖子?
「sun」 陽子?
「quiet and slow」 静司?
「calm and tranquil」 康子?
「intelligent」 理恵?
「eternity」 悠太?
自分のセンスのなさも
やりたくなかった原因のひとつだが、
生徒の反応はすこぶる良い。
「そんなのいらない」
というヘンリー君と、
「日本名はいらないぜ、
俺は日本人だからね」
という日本人でも日系でもない、
お母さんが好きでつけたという
トシロウ君を除く全員が取り組んだ。
トシロウ君に君の名前に
漢字はあるのかと聞くと、
ないとのことだったが、
勝手に漢字をあてるのは
なんだか出過ぎた真似だ。
授業中に英語を話しすぎたのは反省点だが、
こんなにも受けが良い
というのは考えなかった。
自分の子の名付けのために買った
名づけ辞典3冊を
持ってくれば良かった...。
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