一時間続いて
3時間目はまるつぶれ。
食堂ではいくつかの
窓なし教室での授業の生徒達で
にぎわっている。
女の子をひざにのせて
いちゃいちゃする者、
ブレイクダンスに興じる者、
ドミノやカードで楽しむ者など
いろいろだ。
そんな中で
日本語Ⅲ(日本語履修3年目)の
生徒のほとんどが
テーブルに宿題をひろげて
勉強している。
「ケイ、お前のところの生徒はさすがだな。」
他のクラスの教員が褒めちぎっていた。
自分が褒められたように
一瞬錯覚を起こしたが、
文化的にも発音も文法も
かなり遠い言語を3年にも渡って、
しかもネイティブ教師に習うというのだから、
保守的な秀才や、
打算的に良い評価が欲しい生徒とは
一線を画す、
インターナショナル・アカデミック
・チャレンジャー(?)
の19名だ。
2600人いる生徒の中でも
学習意欲はホンモノの
トップクラスであろう。
テレビ報道も数社つめかけていた。
しかしのんきな一時間だった。
実はこの日のまさに3時間目に、
副校長による3回目の
授業評価が予定されていた。
公開授業だが、
特に格好をつける必要もないが、
数度の面談と朝の7時からの打ち合わせ、
指導案に資料をそろえるのに時間がかかった。
また違う資料をつくらなければならないのか?
見事な停電の誘導を評価してくれないか、
副校長ラリー君(ひとりごと)
この日は夕方に、
家路の途中の区域が停電で信号がオフ。
ローリング・ブラックアウトのアンコールで、
20分の通勤が2時間になった。
やれやれ。
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