次の朝7時に
ここのカウンターで
チェックインして乗れ
というのでその通りに、
6時40分チェックインした。
ついでに、
前の日にもらえなかった飯代のことで
クレームをつけ、全額を取り戻した。
しかし、交渉をしている最中、
係員がなんだかあせっている。
時間の余裕もあるのに
何をあせっているのだろうと
不思議に思った。
そして搭乗口に着いた。
「5分前になったので締め切りました」。
7時ではなかった。
新たにチケットをもらっておらず、
間違った時間を教えられていた。
荷物は既に預けていた。
クレームをつけたら
シカゴ乗り継ぎ便をすぐ都合してもらった。
シカゴ行きの搭乗口へ着くと
なぜか長い列。
「出発が3時間遅れます。」
「なぜ?」
おそるおそるたずねた。
「クルーが遅刻しています。」
搭乗受付係は、
筆者の航空券をなぜか破いて捨てたあと、
「あなたの航空券は?」
と言う。
「今あなたが破いたのがそうだ。」
「違う、航空券だ。持っていないのか。」
「だから
たった今君がごみ箱に捨てたのが
君が探している航空券だと思うよ。」
「...あ、そうです。」
3時間遅れでシカゴに到着、
しかし乗り継ぎ後、
全員が搭乗した飛行機がなかなか動かない。
数十分経過。
「エンジントラブルです。
皆さん、降りてください。」
別に用意された便へ
移動しなければならない。
シカゴのオヘア空港は細長い。
一旦搭乗し、
待ち疲れて眠ってしまった
2人の子どもたちを
米俵のように抱えながら
細長い空港を、
ほとんど端から端まで移動した。
妻子を引き連れてのサバイバルは
この日の夕方5時に終わった。
一日遅れは連絡がついていたが、
その他の遅れは連絡が取れない。
飛行機の中から一時間おきに
出迎えの人のオフィスに電話をかけたが、
到着日は土曜日。
緊急連絡先も
教えてもらっていなかったので、
結局連絡がとれず、
到着したサクラメントで無駄な2泊。
まだスタートもしていないのに、
といらついても何も変わらない。
暴力的に照りつける
サクラメントの8月の太陽の下、
穏やかにホテルのプールで遊んで過ごした。
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