マラソンの高橋尚子の優勝が決まったとき、渋谷で
靴を買いに行ったまま行方不明のナオミを
待っていた。テレビカメラを向けられインタビュー
される。それがNHKの全国放送とも知らずに
「日本人として誇りに思う」と潤んだ目で叫んだ。![]()
大阪の下町、門真での2泊3日。やんちゃなテリー。
やんちゃな大阪っ子と回転すしを食べに自転車で
走った。
「チビ・デブ・ブス・バカ」を最初の日本語の授業で
連発していたローラはホームステイ先のお父さんに
生駒の夜景をプレゼントされた。
言葉数の少ないアンソニーは、お茶の先生のお宅に
ホームステイ。2度目のお茶を断って「苦いです」を
自分の語彙にした。
私の英語を酷評するロジャーは牛丼屋で
「水をください」が通じて満面の笑みを浮かべながら
ガッツポーズ。
身長2m近いサムは女子高生の人気の的。将来
日本で英語を教えるという目標を立てた。
京都の土産物屋で朝早い出発だったので、
営業時間前に店を開けてもらい浴衣を買う。
「ありがとう」を心の底から言ったジェラード。
学校での最終日。キャスは「日本人はお別れの時に
泣くのよね。オーストラリア人は陽気だから
(泣かないわ)ね。」と言った。その言葉を尻目に
お別れの挨拶で日本の子が泣いた。
オーストラリアの子が抱きつきながら泣いた。
文化が伝わった。
波になって伝わった。
キャスが興奮した。
「東京の浅草も、大阪城も、京都のたくさんのお寺も
よかったけど、一番よかったのは門真の子供たちと
たくさん話し、たくさん笑ったこと。
大阪のホームステイが一番よかった。」
その後10年間の国際交流で徹底的にこだわる
ホームステイの原点はここにある。
たくさんの感動を胸に京都を旅立つときに、生徒全員
とキャスとが突然言った。「新幹線で東京に戻りたい。
富士山を見たいから。」と・・・![]()
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全部の感動が流れるだす瞬間。飛行機のキャンセルと
新幹線の切符の購入に走り回る。 ![]()
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でも富士山を見て「ありがとう」の連発でそれも帳消し。
波乱万丈に満ちた日本へのツアーも無事に終了。
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